感染者同乗に米政府内で対立

退避チャーター機巡り

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 【ワシントン共同】新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の米国人乗客退避を巡り、下船直後にウイルス感染が判明した14人をチャーター機に同乗させるかどうかで米政府内に激しい対立が起きたと米紙ワシントン・ポストが21日報じた。疾病対策センター(CDC)は感染拡大を懸念し反対したが、国務省などが強行したという。

 米政府は事前に「感染者や発熱などの症状がある人は日本に残って治療を受けてもらう」と案内しており、14人の搭乗は急な方針転換だった。最後まで反対したCDCは「政府発表ではCDCの名前を除くように」と通告していた。