スイートピーの出荷最盛期、倉敷 船穂町地区 「門出」彩る甘い香り 

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出荷のピークを迎えている倉敷市船穂町地区のスイートピー

 旅立ちの準備着々―。「門出」の花言葉を持つスイートピーが卒業や就職シーズンを前に、岡山県内最大の産地・倉敷市船穂町地区で出荷の最盛期を迎えている。

 同地区では生産農家15戸が約4ヘクタールで栽培。JA岡山西船穂町花き部会の北村明成会長(50)=同市船穂町=は、ビニールハウス(計約25アール)でピンクの「サンゴ」や白の「イースターパレード」などの品種を育てており、甘い香りが漂うハウス内で、咲き誇る花を一つ一つ丁寧に摘み取っている。

 作業は昨年11月上旬に始まり、4月中旬まで続く。北村会長は「記録的な暖冬と昨年12月の日照不足で管理は大変だったが、色づきも良く品質は上々」と話す。

 JA岡山西フルーツフラワーセンター(同所)によると、関東、関西を中心に全国へ例年並みの約1千万本の出荷を目指す。地元では同船穂直売所(同所)で購入できる。