【第1回F1バルセロナテスト:3日間総合タイム結果】メルセデスが1-2。ホンダ勢最上位はアルファタウリのクビアト

 2020年第1回F1プレシーズンテストが終了、3日間、それぞれのニューマシンで周回を重ねた10チーム21人のドライバーのなかで、最速タイムをマークしたのはメルセデスのバルテリ・ボッタス、2番手はチームメイトのルイス・ハミルトンだった。

 テスト序盤の3日間に、全レースドライバーとアルファロメオのリザーブドライバーであるロバート・クビサの合計21人が、スペイン・バルセロナで走行を行った。

 最終日に最もソフト寄りのC5タイヤでタイムを出したメルセデスのふたりが1-2をつかみ、ボッタスは唯一1分15秒台に入り、2019年スペインGP予選で自身が記録したポールポジションタイムからわずか0.3秒落ちのタイムをマークした。3番手には2日目にトップタイムを出したアルファロメオのキミ・ライコネンが続いた。

 チーム別のベストタイムでは、メルセデス、アルファロメオの下に、ルノー、レーシングポイント、アルファタウリ・ホンダ、レッドブル・ホンダ、マクラーレン、フェラーリ、ウイリアムズ、ハースが並ぶ結果となった。

 ホンダ勢は、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが9番手、アレクサンダー・アルボンが13番手、アルファタウリのダニール・クビアトが7番手、ピエール・ガスリーが11番手という結果だった。フェルスタッペンは、現段階ではパフォーマンスを追求するのではなくマシンの理解を深めることが重要として、満足いく3日間を過ごせたと語っている。

2020年第1回F1プレシーズンテスト1日目:ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
2020年第1回F1プレシーズンテスト3日目:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 第2回テストは2月26日から28日にスペイン・バルセロナで開催される。

■2020年第1回F1バルセロナテスト総合タイム結果(2月19~21日)

Pos Driver Team Time(tyre) Day

1 バルテリ・ボッタス メルセデス 1’15.732(C5) day3

2 ルイス・ハミルトン メルセデス 1’16.516(C5) day3

3 キミ・ライコネン アルファロメオ 1’17.091(C5) day2

4 エステバン・オコン ルノー 1’17.102(C4) day3

5 ランス・ストロール レーシングポイント 1’17.338(C4) day3

6 セルジオ・ペレス レーシングポイント 1’17.347(C3) day2

7 ダニール・クビアト アルファタウリ・ホンダ 1’17.427(C4) day3

8 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 1’17.469(C5) day3

9 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 1’17.516(C3) day1

10 ダニエル・リカルド ルノー 1’17.574(C4) day3

11 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 1’17.783(C4) day3

12 カルロス・サインツJr. マクラーレン 1’17.842(C3) day1

13 アレクサンダー・アルボン レッドブル・ホンダ 1’17.912(C2) day2

14 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1’18.154(C4) day2

15 ジョージ・ラッセル ウイリアムズ 1’18.168(C3) day1

16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1’18.289(C3) day1

17 ロマン・グロージャン ハース 1’18.380(C3) day3

18 ニコラス・ラティフィ ウイリアムズ 1’18.382(C3) day1

19 ロバート・クビサ アルファロメオ 1’18.386(C3) day1

20 ランド・ノリス マクラーレン 1’18.454(C3) day3

21 ケビン・マグヌッセン ハース 1’18.466(C3) day1

※ピレリ発表のデータ
※C1が最もハード、C5が最もソフトなコンパウンド

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