対馬市長選、市議補選が告示 比田勝氏と荒巻氏が立候補 投開票は3月1日

比田勝尚喜氏(左)、荒巻靖彦氏

 任期満了に伴う対馬市長選と、欠員に伴う同市議補選(被選挙数1)が23日告示された。市長選には、再選を目指す現職の比田勝尚喜氏(65)=無所属、自民・公明推薦=と、新人で飲食店経営の荒巻靖彦氏(55)=無所属=が立候補し、一騎打ちとなった。市議補選には元職3人が届け出た。市長選、市議補選とも3月1日に投開票される。

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 比田勝候補は、厳原町の神社で出陣式。「基幹産業となった観光を、国際情勢に左右されない足腰の強い産業に育てたい。農林水産業との連携強化を図り、磨いていく」と声を張り上げた。
 荒巻候補は、同町の中心市街地で第一声。「即効性のある経済政策は高レベル放射性廃棄物の地層処分施設誘致。国の交付金や(施設の)固定資産税を、農林水産業支援の財源に充当したい」と訴えた。
 市議補選の3候補もそれぞれ選挙カーで各地を駆け巡るなどし、支持を呼び掛けた。
 投票は3月1日午前7時から午後6時まで市内103カ所で実施され、午後8時半から峰町のシャインドームみねで開票する。
 有権者数は2万5823人(男1万2678、女1万3145)=23日現在、市選管調べ=。

 


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