アメリカ国務省、日本と韓国の渡航注意情報を引き上げ

アメリカ国務省は、現地時間2月22日、日本と韓国の渡航注意情報を、4段階のうち上から3番目の「レベル2(注意強化)」に引き上げた。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に伴うもので、日本では持続的なコミュニティでの広がりが報告されており、どのように、どこで感染したかが不明であることなどから、引き上げを決めた。

2月19日にアメリカ疾病予防管理センター(CDC)が、渡航注意情報を発出していた。現在は3段階の上から2番目にあたる「Alert(予防強化)」としている。

アメリカ国務省では、高齢者や慢性的な疾患がある人は重症化リスクが高いことから、医療関係者と旅行について検討し、不必要な旅行の延期を検討することを促した。すでに、中国には最上級の「レベル4(旅行禁止)」、マカオと香港には「レベル2」を発出している。

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