増えすぎてしまった家事には「時短」の前に"やらない"選択を!

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毎日の家事に追われる日々。あれもこれもと追われる日々に困り果て、「時短」というワードに飛びつく方も多いかもしれません。確かに「時短」を活用し、家事を効率よく回すことも大切。ですが、増えすぎてしまった家事は減ることはありません。今回は、時短家事をする前に考えたい、「やらない家事」について、我が家の事例をご紹介します。

こんにちは。ライフオーガナイザー®のうめだあさみです。

1日24時間、それは誰にとっても共通。ですが、仕事に育児に家事に奔走するママはいつでも時間が足りません。「1日が50時間だったらいいのに……」「自分が2人いたらいいのに……」そう思ったことがあるのは、きっと筆者だけではないはず。

時短家事や時短家電に注目が置かれる背景には、「時間が足りない!」と感じているママが多いからだと思います。

家事にかける時間を短縮する「時短ワザ」も、もちろん大事! ですが、増えすぎてしまった家事自体が減ることはなく、結局はその場しのぎにしかなりません。根本的な解決を図るため、まずは全体の家事を見直してみませんか?

今回は、ママの時間を取り返すため、ぽいっと手放した我が家の「やらない家事」についてをご紹介します。

やらない家事「料理編」

お味噌汁を毎日作るのやめた!

昔から言われている「一汁三菜」。毎日の食卓に汁物(主にお味噌汁)は欠かせません。

おかずを作るよりも手順の少ないお味噌汁作りは簡単。ですが、「今日の具は何にしようかしら?」「昨日は何だったっけ?」と毎日悩むことが時間のロスに。その上、悩む割には家族の好みの具でない時には残される始末(泣)。

そこで、
・お味噌汁を毎日作る手間
・お味噌汁の具に毎日悩む時間
を手放すため、冷蔵庫にある残り野菜をたくさん投入した、具沢山味噌汁を大きな鍋で2日分まとめて作ることに。

単品のお味噌汁では使用することがなかったニンジンやゴボウも投入するとけんちん汁風で子ども達にも好評です。その上、冷蔵庫の半端野菜もなくなりました。

翌日分は野田琺瑯に移し替え、冷蔵庫へ。わかめや麩を入れることでちょっとした変化も楽しめます。これで1週間のうち半分は、お味噌汁を作る手間を手放せます。

我が家では鍋に移し替えて温めなおしますが、野田琺瑯は直火もOK! 2人分など少ない場合は直接コンロで温められるともっと楽ですね。

各日で空になるお味噌汁専用の野田琺瑯の収納場所は冷蔵庫。わざわざ食器棚にしまう手間も省きます。

凝った料理はやめた!

家族に「飽きた~」と言われないように、いつも違う料理を作ってあげたい。ネットでレシピを検索し、凝った料理に挑戦することだってありますよね。

レシピとにらめっこしながら、手間暇かけて完成した料理は家族に好評! 慣れない調理にかけた手間も時間も心労も、家族の「おいしい!」の言葉に救われます。

ですが、新しく購入し、余ってしまった使い慣れない調味料や食材はキッチンに残ったまま……。普段は使うことがないため、キッチンを占拠し、最終的には処分することも。

料理が苦手な筆者。慣れない凝った料理へのチャレンジは、家族の「おいしい!」を得られる反面、在庫管理のモヤモヤを発生させていました。

そこで、手間暇かける凝った料理のチャレンジを手放しました!

・レシピを検索し、指定の不足した調味料を買い足す
・慣れない調理に四苦八苦・調理後の疲労感
・余った調味料にキッチンを占拠されるモヤモヤ
全部まとめてサヨナラです!

「凝った料理は外食で!」と割り切ることで、気分がフッと軽くなりました。

そして気付いたのは、簡単・作り慣れた料理でも家族が「おいしい!」と言ってくれるレシピが実はたくさんあったこと。【手間暇かけた凝った料理】だけが「おいしいもの」と、勝手に思い込んでいたことに気付きました。

家族で囲む食卓の1番のスパイスは、みんなの笑顔! 毎日のことだからこそ、バランスを考えつつ背伸びしすぎない料理で、笑顔なママとの食事が1番です!

やらない家事「掃除編」

週末の「まとめ掃除タイム」はやめた!

毎週末の掃除タイム。1週間溜め込んだ汚れを落とす&気になった場所を掃除しているとあっという間に半日が過ぎてしまった……なんてことはありませんか?

貴重な休日を掃除に費やすのはもったいない! そんなときは思い切って「まとめ掃除タイム」を手放してみましょう。

もちろん、掃除をしない! ということではありません。週末に集中して行う掃除を、日々の生活の中で分散して行います。まとめて行うからこそ時間がかかってしまいますが、実はそれぞれの作業は数分で終わるもの。

・TV機器風編ホコリ取り 30秒
・浴室拭き上げ 5分
・トイレ掃除 5分
・階段掃除 3分
など、短い時間の掃除なら、毎日の家事にうまく組み込んでいくことができそうな感じがしませんか?

毎日の家事に組み込む「ついで掃除」で、汚れの蓄積を防止! 自然と週末の掃除タイムも短くなり、「まとめ掃除タイム」を手放すことができます。

「ついで掃除」を気軽に行うための我が家の掃除道具たち。

使う場所に分散されていることで、いつもの家事のついでにパパっと掃除をすることが可能になります。

①テレビの後ろにホコリ取り&コロコロ
機器周辺のホコリやカーペットのゴミに気付いたら、テレビを見ながらラクラクお掃除!

②浴室拭き上げ用のタオル
脱衣所の洗濯機横には浴室拭き上げ用タオルを。入浴後、浴室の水分をふき取るだけで水垢は減少!

③トイレットペーパーが使えるトイレ用洗剤
就寝前など、ペーパーを使って便座周辺や床を拭くだけ! その日の汚れはその日のうちに。

④階段途中にドライシート
階段の昇降時に見つけたホコリや髪の毛は気になったらすぐ! ドライシートで拭き取り、移動先のゴミ箱にポイ!

週末の「まとめ掃除タイム」を家族と過ごす「のんびりタイム」に変えるため、毎日3分のついで掃除から取り入れてみませんか。

やらない家事「洗濯編」

最小枚数で「畳む」をやめた!

出典: https://ameblo.jp/ietoridori/entry-12455226959.html

毎日使うバスタオル代わりのビッグフェイスタオル。予備はあるものの、基本的に使用するのは毎日同じ5枚です。

使用後、翌朝には毎日洗濯。乾いたらその日の晩にすぐ使用するため、浴室出入口に設置したタオルバー(突っ張り棒)に引っ掛けるだけ! 畳む必要はありません。

トイレのタオルは2枚。こちらも毎日洗濯し、乾いたタオルは使用中のタオルと交換。すぐ使用するため、収納は不要、畳みません。

たった数枚のタオルですが、「畳んで収納」を手放すことで気持ちがラクになりました。毎日洗濯するため消耗は早くなります。ですが、毎日目にするため、交換時期を見逃すことがなくなったという予想外のメリットも発生しました。

その他のやらない家事

共有で「手間」をやめた!

シャンプーやコンディショナーは家族別々ですか? 我が家は家族全員同じもの。その上、リンスインシャンプーなので、髪を洗うのに使うのはボトル1本のみ。

面倒な詰め替え作業は最低限に。ボトルは何本も使いません!

娘たちがお年頃になったら、「私はこっちがいい!」なんていうかもしれませんが、今はまだ家族共有でOKです(笑)。

共有で「探す」をやめた!

以前は、家族全員が柄も長さも違う箸を使用していた我が家。それぞれの好みで選んだ絵柄を勘違い(覚えきれず?)「間違えた!」ということがしょっちゅう。食事の準備がスムーズにいかないことも。

そこで、家族全員同じ箸への変更を検討。ですが、まだ手の小さい次女・三女と大人が同じ箸を使うには不自由な点も。

そのため、大人と小4長女は23センチの青い箸。小2次女と年長三女は18センチの赤い箸。それぞれ同じ箸を、色違いで揃えました。

色さえ間違えなければ、カトラリーケースから同じ色の箸を2本取ればそれでOK。「他の人の箸だった!」「2本揃っていなかった!」ということもありません。次女・三女がもう少し成長したら、家族全員同じ箸で「脱・探す」を目指します!

まとめ

毎日大忙しのママ。「時短家事」で時間に余裕を持つことも大切です。時短につながる便利家電の導入でラクになることもありますが、ものが増えたことで管理など別の時間と手間を取られてしまう場合も……。増えすぎてしまった家事は、「時短」だけでは追い付かないかもしれません。一度立ち止まって、気楽に手放せる家事から手放してみませんか。