このところ若い選手のブレイクが続いているサッカー界。メッシ&ロナウドが晩年を迎える中、次のスターが生まれる可能性を見せている。
今回は『Sportskeeda』から、「今季のヨーロッパにおける21歳以下のベストイレブン」をお届けする。
GK:ジャンルイージ・ドンナルンマ(ミラン)
もちろんゴールキーパーはミランの守護神ドンナルンマだ。まだ21歳であることをなかなか信じられないが、デビューが16歳であったのだから仕方がない。
右SB:トレント・アレクサンダー=アーノルド(リヴァプール)
アレクサンダー=アーノルドは、昨季から一気にその知名度を高めた選手だ。2018年1月の段階ではまだバックアップに過ぎなかったが、ジョー・ゴメスの怪我によってチャンスが巡ってくると、その才能が開花した。今やリヴァプールのアシストメーカー。
CB:ダヨ・ウパメカノ(RBライプツィヒ)
彼がまだフランス代表に選ばれていないことは不思議ではあるが、ライバルの名前を見ると仕方ない気も…。この21歳は数年前からRBライプツィヒの主力であり、圧倒的な空中戦の強さを持つ。来季はビッグクラブにステップアップするだろう。
CB:マタイス・デ・リフト(ユヴェントス)
すでに7500万ユーロという移籍金でユヴェントスへと引き抜かれ、世界最高峰の価値を手にしたデ・リフト。移籍後はなかなかポジションは得られていないものの、徐々に活躍を見せてきている。来季はおそらくレギュラーになるはずだ。
左SB:アシュラフ・ハキミ(ドルトムント)
レアル・マドリーからボルシア・ドルトムントに移籍したアシュラフ・ハキミ。ドイツでその才能を完全に開花させた。サイドバックながら加入から9ゴール14アシストを記録してきた。レアル・マドリーは彼を買い戻すことを考えているそうだが…。
右MF:マルティン・ウーデゴール(レアル・ソシエダ)
16歳でレアル・マドリーへと加入したノルウェーの天才ウーデゴールは、かなり誇大された評判にようやく応えられるようになってきた。ローン移籍したオランダでなにかを掴んだようで、今季はリーガでも輝かしいプレーを見せている。
DMF:エドゥアルド・カマヴィンガ(レンヌ)
フランスでプレーしていることから他の面子よりは知名度が劣るものの、各ビッグクラブがチェックしている超逸材だ。アンゴラ生まれの17歳はすでにレンヌの重要な守備的MFとなっており、鉄壁の守備と安定したボール配球が魅力だ。
左MF:カイ・ハヴァーツ(レヴァークーゼン)
昨季17ゴールを決めたハヴァーツ。ブンデスリーガでは最も若い年齢での記録だった。20歳であるがすでに100試合以上に出場しており、クラブで大きな役割を任されている。
左WG:キリアン・エムバペ(PSG)
まさにフランスのゴールデン・ボーイ。まだ20歳という若さだが、もはや代表でもPSGでもエースであり、同僚のネイマールを遥かに超える存在になった。おそらくすぐにバロンドールを獲得する選手になるはずだ。
右WG:ジェイドン・サンチョ(ドルトムント)
ドルトムントはここのところ若手の宝庫である。ジオ・レイナもなかなか捨てがたいが、サンチョの実績を考えれば外せない。彼はすでに15ゴール17アシストと攻撃を牽引する存在であり、代表でも今後数年で中心となっていくはず。
FW:アーリン・ホーラン(ドルトムント)
あっという間に世界トップクラスの若手に成長し、さらに最も期待される選手になったホーラン。冬にボルシア・ドルトムントへやってきてからすでに7試合で11ゴールという記録を残しており、もはや彼の得点感覚を誰も止められない状態に…。