又吉直樹が生前葬を考える。自分のプランは「相方とバイクのツーリングしながら…」

BS12 トゥエルビでは、3月8日に特別番組「生前葬TV-又吉直樹の生前葬のすゝめ-」(午後8:00)を放送。このほど収録が行われ、MCの又吉直樹、ゲストの間寛平、岩井志麻子が取材に応じた。

亡くなる人から別れを告げるセレモニーとして、今静かなるブームになっている生前葬。番組では、さまざまな形の生前葬を紹介しながら「その人の半生がいかなるものだったのか」を振り返る。

又吉は「僕には華やかさがなくて葬式が似合うような雰囲気もあるので、呼んでいただけたと思う」と、MC抜てきの理由を分析しつつ、「先輩方のこれまでの人生であったことをいろいろと聞けるので、すごく面白い」と手応え十分。

特に、間のエピソードには感激したそうで、「寬平さんのことが好きで芸人を目指したみたいな部分があるので、今まで聞けなかった話がいっぱい聞けて楽しかった」としつつも、「どうしてもお話が長くなりそうだったので飛ばそうとすると『又吉待ってくれ』とおっしゃるので、時間は大丈夫かなって気にしながらはやっていました」と苦笑い。

当の間は「もう1回撮り直したら、めっちゃ僕ええで。ちょっと又吉に合わして落ち着いたトーンでいくから。自分で今反省してるもん。失敗やったなあって。ごめんな、一方的にしゃべっていって」と反省しつつ、明るく笑う。

一方の岩井は「私も50半ばになったら、死がどんどん近づいてきているっていうのは感じるし、絶対順番に人は死ぬものだし、必ず自分も死ぬし、親も死ぬし、誰でも死ぬんだとなると、なんかちょっと救いにもなってきた」としみじみ。

また、自身の生前葬プランについて、又吉は「相方(綾部祐二)が今アメリカに行ってるので、1回呼び戻すか、僕が行くかですよね。若手の頃によく綾部がバイクに乗っていたんですけど、その後ろに乗せてもらって、現場に行ったりしていたので、そういうのいいかもしれない。バイクのツーリングしながら生前葬とか」と、昔を懐かしみつつ、ユニークな提案をした。

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