筒香と秋山が実戦デビュー それぞれ初安打を放つ

日本時間2月24日、メジャーリーグではオープン戦17試合が行われ、レイズの筒香嘉智がヤンキース戦、レッズの秋山翔吾がホワイトソックス戦で実戦デビューを飾った。「5番・レフト」でスタメン出場した筒香は、2回裏の第1打席で初安打を放ち、1打数1安打1四球。一方、「1番・センター」でスタメン出場した秋山は、1回裏の第1打席で初安打を放ち、3打数1安打だった。

ヤンキース戦に「5番・レフト」でスタメン出場した筒香は、2回裏無死1塁で迎えた第1打席でヤンキース2番手のデービッド・ヘイルからセンターへのヒットを放ち、無死1・3塁とチャンスを拡大。4回裏の先頭打者として迎えた第2打席はヤンキース5番手のニック・ネルソンと対戦し、四球を選んで代走のディラン・コゼンスと交代して試合から退いた。レイズのケビン・キャッシュ監督は「ヨシにヒットが出て、出塁できたのは良かったね。レフトでも快適にプレイしているように見えたよ」とコメント。「1打数1安打1四球だったけど、もし2打数ノーヒットだったとしても、私は同じように感じただろう」と指揮官は語り、結果よりも筒香のプレイ内容そのものに高評価を与えた。

ホワイトソックス戦に「1番・センター」でスタメン出場した秋山は、1回裏の先頭打者として迎えた第1打席でホワイトソックス先発のディラン・シーズからセンターへのヒットを放ってチャンスメイク。2回裏二死1・2塁のチャンスで迎えた第2打席は、シーズの前にセカンドゴロに倒れた。第3打席は4回裏一死1・2塁のチャンスでホワイトソックス2番手のカーソン・フルマーと対戦してファーストゴロ。5回表開始時の守備交代により試合から退いた。レッズのデービッド・ベル監督は「オープン戦に過ぎないということはわかっているけど、最初の打席でヒットが出たのは良かったね。プレッシャーも多少は軽くなったんじゃないかな」とコメント。秋山は「たくさんボールを見ることができたのは良かった」と実戦デビューの一戦を振り返った。

なお、筒香所属のレイズは9対7でヤンキースに勝利。一方、秋山所属のレッズは2対7でホワイトソックスに敗れている。

© MLB Advanced Media, LP.