マレーシアのマハティール首相が辞表提出 94歳の世界最高齢

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マレーシアのマハティール・モハマド首相(94)が24日、国王に辞表を提出した。

首相府の声明によると、辞表は同日午後1時に提出された。詳細は明らかにされていない。

マハティール氏をめぐっては、後継に指名していたアンワル・イブラヒム元副首相を蚊帳の外に置いて、新たな連立政権を組む可能性があるとのうわさが出ていた。

マハティール氏は世界最高齢の首相。1981~2003年の長年にわたって首相をつとめ、与党連合・国民戦線(BN)の一翼を担っていた。

2018年に再び首相に就任した。

同年の選挙では、政府系ファンドから約7億ドルを着服していたなどの汚職疑惑がかけられていたナジブ・ラザク首相(当時)に勝利し、衝撃を与えた。

マハティール氏の辞任により、後継が誰になるのか、新たな選挙が開かれるのかは不明。

BBCのジョナサン・ヘッド東南アジア特派員は、94歳にして手練手管に長けたマハティール氏が、本当に辞任すると信じる人は少ないと解説。

マハティール氏が首相をつとめ続ける可能性は高いとした。

アンワル氏はマハティール氏の右腕だったが、1998年の政争で関係が悪化。アンワル氏はその後、汚職と同性愛行為で有罪となり刑務所で服役した。この事件は広く、政治的な動機があったとみられた。

ところがマハティール氏は2018年、アンワル氏と協力し、野党連合・希望連盟(PH)に参加すると発表。国中に衝撃を与えた。

ナジブ政権打倒を掲げて同年の選挙で勝利したマハティール氏は、アンワル氏に権力を譲ることで合意していた。

しかし、マハティール氏はその時期を明言するのを繰り返し拒み、与党連合内で緊張が高まっていた。

(英語記事 Malaysian PM Mahathir Mohamad in shock resignation