大韓航空、中国本土路線など30路線で運休や減便 4月末まで

大韓航空は、新型コロナウイルスの感染が拡大していることから、主に中国本土を発着する路線を対象に、運休や減便を行う。

2月24日時点で運休や減便を決めているのは、ソウル/仁川〜武漢・張家界・長沙・昆明・青島・黄山・北京/首都・上海/浦東・深セン・瀋陽・合肥・杭州・南京・厦門・済南・天津・威海・西安・鄭州・大連・延吉・広州・牡丹江線、ソウル/金浦〜北京/首都線、釜山〜北京/首都・南京・上海/浦東・青島・台北/桃園線、済州〜北京/首都線の30路線。大半の路線で、4月下旬まで運休や減便を予定している。

大韓航空では、中国路線を運航した機体は滅菌処理や定期的な消毒を行っているほか、機内食は韓国出発時に全て積み込み、使い捨てのカトラリーを使用する。昆明と広州での乗務員の滞在を停止し、現地発のフライトに乗務する乗務員を追加配置する。客室乗務員は全路線でマスクとビニール手袋を着用し、防護服も搭載する。

対象便の予約客には、代替便を案内するほか、無手数料でのキャンセルにも応じる。

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