ランドマークタワーに新キャンパス 横浜市大が新拠点

横浜ランドマークタワー

 横浜市立大学(同市金沢区)は4月1日、横浜・みなとみらい21(MM21)地区の横浜ランドマークタワー内にサテライトキャンパスを開設する。新たに設ける「データサイエンス研究科」の大学院教育を展開するほか、社会人向けの教育プログラムを実施する。

 三菱地所(東京都)が同タワー7階に新設する産学連携拠点「ナナレベル」(約650平方メートル)に入居し、講義やミーティングのスペースを設ける。医療や介護といった分野の社会課題に対し、ビッグデータを分析して解決策を導く高度人材の育成を進める。

 ナナレベルには、同大との協業を目的とした企業のプロジェクト拠点も入る。横浜市が人材交流面で支援し、三菱地所との3者で新規事業やベンチャー企業の創出を目指す。サテライトキャンパスは市民を対象としたセミナーの会場としても活用される。

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