山岳遭難4割減の81件 梅雨明け遅れ、台風影響 昨年県内

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 群馬県内で昨年1年間に発生した山岳遭難は前年より約4割(51件)少ない81件で、3年ぶりに前年を下回ったことが24日までに、県警のまとめで分かった。人数も同63人減の90人。このうち死者は10人だった。梅雨明けの遅れや台風が影響したとみられる。遭難者の4割を60~70代が占めており、県警は登山届の提出を求めるとともに、「自分の技術や経験に合ったスケジュールを組んでほしい」と呼び掛けている。

 重傷などのけがを負った人は51人、けがなしは29人だった。死者は前年から6人減った。行方不明者はいなかった。月別発生件数をみると、5月が前年比9件減の7件、7月は同19件減の3件、10月も同10件減の9件とそれぞれ大幅減となった。県警は積雪が少なく、木道でのスリップ事故が減ったことや梅雨明けの遅れ、台風の影響などで、登山を取りやめる人が多かったことが要因とみている。