
プロ野球独立リーグ「ルートインBCリーグ」の茨城アストロプラネッツを運営する茨城県民球団(山根将大社長)は21日、大洗町と連携協力に関する協定(フレンドリータウン協定)を結んだ。同球団では町総合運動公園でキャンプを行っており、協定により、スポーツを通じた地域振興などにつなげる。同様の協定締結は県内で7自治体目。
協定は、スポーツ振興・健康の増進、青少年の健全育成、町民交流、観光振興など7項目にわたる。これまでも同球団は町内のイベント参加協力や、少年野球に対する野球教室などをしてきた。今年も同町でのキャンプを予定しており、協定で連携を深めていく考え。
小谷隆亮町長は「皆さんの素晴らしい姿を見て、子どもたちが憧れて野球に飛び込むことを期待している。観光的にも振興が図れれば」と期待。山根社長は「野球振興や、町からスター選手が出ることに貢献できれば。さらに町での活動を活性化させたい」と意気込んだ。