北日本や北陸 3月上旬は気温高く 高温に関する早期天候情報

 きょう25日(火)は全国的に気温が高いが、寒気の影響で北海道は平年並みの地域が多くなっている。この方面は、あす26日(水)はさらに気温が下がり、週末(3月初旬)にかけて真冬並みの寒さの続く所が多い見込み。ただし、その後の気温は平年並みか高く、3月6日(金)頃からの5日間ほどは、気温がかなり高くなる可能性がある。
 
 また、東北は29日(土)頃まで寒気の影響を受けるため、気温は平年並みか平年より低い所がある見込み。この方面も、その後は寒気の影響を受けにくくなるため、気温が高くなる予想で、3月6日(金)頃からはかなり高くなる可能性がある。北陸の気温は今後1週間、平年並みか平年より高い予想だが、この方面も寒気の影響を受けにくい3月6日(金)頃からは、平年よりかなり高くなる可能性がある。
 
 以上のことから、気象庁は北海道、東北、北陸に「高温に関する早期天候情報」を発表して、農作物の管理や雪の状況の変化、気温上昇によるなだれ等、雪融けによる災害に注意を呼び掛けている。なお、北海道は今週から来週にかけて、気温の変動が大きくなる点にも注意が必要だ。

「早期天候情報」とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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