フィリピン留学に必要な費用は?節約すればさらにおさえられる?

英語を勉強していく中で、海外に行って生の英語を勉強したいと思う学生も多いことでしょう。しかし海外留学にはお金がかかります。そこで今、比較的費用が安いフィリピンへの留学が人気です。しかし、実際どれくらいの費用がかかるのでしょうか。この記事では、フィリピン留学の費用の目安と留学したときの節約方法をご紹介していきます。

フィリピン留学の費用の目安

フィリピン留学をすると、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。留学する時期や学校、コースによって金額は異なりますが、だいたいの目安としては4週間の留学で24~30万くらいといえるでしょう。

  • 入学金
  • 学費+宿泊費+食費
  • 電気、水道代
  • 教材費
  • 航空券
  • 生活費
  • 停滞ビザ申請

以上の順に詳しく解説していきます。

共通費用

入学金は、学校によって異なります。日本出資の学校には日本円で支払いますが、海外出資の学校にはドルで支払います。内訳を見ていきましょう。

入学金	$150
海外送金手数料	3,000円
空港ピックアップ	$25
食事代	コース費用に含む

参考

CELLA Uni Campusコース&料金|CEBU21

1ドル110円で計算すると、入学金は16,500円です。CELLA Uni Campusは食事代がコース費用に含まれるので安く済みます。フィリピンの学校のほとんどは食事代がコースに含まれています。ちなみに上記には「光熱費」がありませんが、無料というわけではありません。電気代や水道代は使用した分だけあとから請求されることになるでしょう。

入学金	15,000円
海外送金手数料	2,000円
空港ピックアップ	4,000円
光熱費	1,200円/週
食事代	3,500円/週(平日朝と晩のみ)

参考

NILSコース&料金|CEBU21

NILSは日本出資の学校で、別途光熱費と食事代がかかります。平日の昼と土日の食事代は自分で支払う必要があるので、食費の管理に注意しましょう。

上記2校を見ると、入学金の目安は15,000円、光熱費と食事代は学校によって違うといえるでしょう。

学費+宿泊費+食事

フィリピン留学のほとんどは、学費の中に宿泊費と食事を含んでいます。つまり、学費・宿泊費・食事がセットになっています。

また、学校によりますが、TOEIC特化コースやマンツーマン授業など、さまざまなコースがあります。また、宿泊先が1人部屋か複数人の部屋かによっても金額は変動します。

いくつか料金を見ていきましょう。※1ドル=110円として計算

CELLA Uni Campusのコースと料金 4週間の場合

	PowerSpeaking4	PowerSpeaking6	TOEIC/IELTS準備コース	IELTS Intensive / IELTS保証コース
1人部屋	203,500円	214,500円	214,500円	225,500円
2人部屋	170,500円	181,500円	181,500円	192,500円
3人部屋	159,500円	170,500円	170,500円	181,500円
4人部屋	148,500円	159,500円	159,500円	170,500円

参考:

Power Speaking4コース|CEBU21

Power Speaking5コース|CEBU21

TOEIC/IELTS準備コース|CEBU21

IELTS Intensive / IELTS保証コース|CEBU21

食事は1日3食提供されます。土日祝日は昼食と夕食のみ提供されます。

NILSのコースと料金 4週間の場合

	4時間コース	6時間コース	8時間コース	10時間コース
1人部屋	140,000	164,800	184,000	216,000
2人部屋	118,000	146,800	168,000	200,000
3、4人部屋	99,500	128,800	150,000	182,000

※上記以外に「学費」+「寮費」+「食費」+「インターネット使用料」+「洗濯掃除代」が淵用です。

(NILSコース&料金|CEBU21より筆者作成)

上記2校とも、1人部屋と4人部屋では5万円程度の違いがあります。1人部屋よりも複数人の部屋にした方が金額をおさえることができます。

電気・水道代

電気代と水道代は、定額で支払う場合と使った分だけ支払う場合がありますが、使った分だけ支払うところが多いです。1ヶ月の電気・水道代の目安は2,500~5,000円くらいと想定しましょう。

電気・水道代は部屋単位で請求されるため、複数人の部屋の方が1人当たりの出費をおさえることができます。

教材費

教材費は学校やコースによって異なります。

NILSの教材費は1,500ペソ/4週となっており、日本円で3750円です。(1ペソ=2.5円で計算)

参考

NILSコース&料金|CEBU21

航空券

航空券は、航空会社や留学する時期、出発する空港によって金額が異なります。格安航空券であれば成田からフィリピンまで片道3万円代で行けるものもあり、往復で6~7万円くらいと考えていいでしょう。しかし、お盆やゴールデンウイーク、年末年始には高騰するので注意が必要です。

参考

マニラ(フィリピン)行き・成田・羽田(東京)発 海外航空券/格安航空券|エアトリ

生活費

フィリピンは比較的物価が安いので、日本で使うほどのお金は必要ありません。フィリピン留学のリアルな留学費用|セブ島留学マナビ人によると、4週間の生活費は30,000円ほどだそうです。

留学費用に寮費と食費が含まれていれば、ほとんどお金を使う必要はないと言って良いでしょう。

滞在ビザ申請

30日間以内の留学であればビザは必要ないため、4週間以内の留学にはビザの費用はかかりません。4週間以上の留学をする場合は、滞在ビザを取得する必要があります。

フィリピン留学での節約方法

フィリピン留学は安いとはいえ、4週間で20万円以上の費用がかかります。学生にとっては節約して少しでも費用をおさえたいところではないでしょうか。フィリピン留学で節約するには下記の方法が有効です。

  • 航空券を安く買う
  • 外食を控える
  • 娯楽費をおさえる
  • コースと部屋割りを比較する

順に解説していきます。

航空券を安く買う

航空券は時期によって金額が異なります。特に、長期休みであるゴールデンウイーク、お盆、年末年始はチケット代が高騰するので避けた方が良いでしょう。

フィリピン留学の日程が決まったら、お得なキャンペーンなどを利用して早くチケットを買うことで値段をおさえられる場合があります。

航空券は混雑時期を避け、早めに購入するようにしましょう。

外食を控える

基本的に寮では食事が提供されます。しかし週末は夕食のみなど、すべて寮の食事で済ませることは難しいでしょう。フィリピンは物価が安く、日本円で300円ほどあればお腹いっぱい食べられる飲食店が多いです。しかし本当に節約したいのであれば外食ばかりせず、自炊もした方がいいでしょう。

娯楽費をおさえる

土日祝日は学校も休みで、ショッピングモールなどに行きリフレッシュすることもあるでしょう。買い物に行くとついついあれこれ買ってしまいそうですが、自分の財布と相談し、しっかり計画的に使いましょう。

特にお酒が好きな方はバーやクラブに行くことが多いかもしれません。お金の使いすぎには注意しましょう。

コースと部屋割りを比較する

フィリピン留学は、寮の部屋割りでも費用が大きく異なります。学校のコースによっては、1人部屋と4人部屋で金額が5万円ほど違います。どうしても費用をおさえたい場合は4人部屋にすることも検討しましょう。コースと部屋割りは慎重に選びましょう。

まとめ

フィリピンに4週間留学する際の費用は約24~30万円です。どの学校のどのコースにするのか、また寮の部屋割りによって金額が大きく変わってきます。

入学金は約15,000円、フィリピンまでの航空券は往復で約6~7万円です。

少しでもフィリピン留学の費用をおさえたいのであれば、航空券を安く買う、外食を控える、娯楽費をおさえる、コースと部屋割りを比較する、などを意識すると良いでしょう。

参考

フィリピン留学の費用について|留学くらべーる

格安フィリピン留学!3ヶ月の費用と節約のコツを全公開|フィリピン留学Hub

フィリピン留学・セブ島留学の費用(2019年版)【全期間まとめ】|セブ島留学センター

フィリピン・セブ島留学費用は1週間~1ヶ月、半年、1年でいくら?|留学ランド

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