海外勤務の求人を探すなら押さえておきたい7つの転職サイト!

海外勤務の求人は、グローバルな仕事、もしくはハイクラス・ミドルクラスの仕事に特化しているエージェントサイトに多いです。その分野に特化している分、専門性が高く、初めての海外勤務でも安心して利用することができます。今回の記事では、海外勤務に強い7つの転職サイトをご紹介します。

海外勤務の求人が多い転職サイト7選

海外勤務の求人が多い転職サイトの特徴は、下記の3点に絞られます。

  • 海外に独自のネットワークを持っている
  • グローバルな求人に特化したサイトを開設している
  • ハイクラス・ミドルクラスの求人に特化している

この3つの観点で、海外勤務の求人が多い転職サイトを7社ご紹介していきます。

JAC Recruitment

JAC Recruitmentは、ロンドン発祥の日系転職エージェントというユニークな業態で、英国やドイツ、アジア諸国など合計11ヶ国のグローバルネットワークを築いています。そのため、海外勤務の求人に強く、海外勤務のノウハウが蓄積されています。

また、海外転職に強いインターナショナルチームがサポートしてくれるので、初めての海外勤務を希望する方でも安心して利用することができます。さらに、約25,000社との取引があり、ホームページには載っていない非公開求人や独占求人も持っています。

参考

グローバルに活躍したい方へ|JAC Recruitment

JACの強み│JAC Recruitment

会社情報│JAC Recruitment

BIZREACH

BIZREACHは、ハイクラスへの転職に強みを持つ転職エージェントで、転職エージェントの中では珍しく有料プランを設けています。この有料プランを利用すると、約3,900名いるヘッドハンターからスカウトが届き、非公開のすべての求人にアクセスすることができるというメリットがあります。

海外勤務の求人は、駐在員採用と現地採用の2種類を取り扱っており、「アジア」「北米」「ヨーロッパ」「その他」から検索することができます。公開されている求人では、アジアの求人が約160件(2020年1月時点)と一番多いです。BIZREACHは、非公開求人を多く持っているため、会員登録をすることで選択の幅が広がっていくでしょう。

参考

海外勤務求人特集|BIZ REACH

カモメアジア転職

カモメアジア転職は、アジアの転職に特化した転職エージェントです。求人数は、中国エリアが約600件(2020年1月時点)と最大で、タイ、ベトナム、インドネシアが中国に続いています。そのほかにも、シンガポール、マレーシア、香港・マカオ、フィリピン、インドなど、東南アジアを中心に求人案件を紹介しており、全体の求人数は約1,500件あります。

また、ホームページには、カモメアジア転職を利用して海外転職した方のインタビュー記事や体験談が豊富に掲載されています。そのため、初めて海外転職する方でも、転職活動や海外勤務後のイメージを持ちやすいでしょう。

参考

トップページ│カモメアジア転職

EARTH TIMES

「地球で働こう!」というキャッチフレーズのとおり、世界各地の求人情報を提供している転職エージェントです。その特長は、海外求人だけでなく、海外インターンシップや留学の情報も得られることです。

アメリカやカナダ、オーストラリアでは有給のインターンシップ求人もあります。「海外で働きたいけれど、英語力に自信がない」「インターンシップで海外勤務を経験してみたい」など、スキルを高めながら海外勤務を目指したい方におすすめです。

参考

海外求人|EARTH TIMES

パソナグローバル

パソナグローバルは、女性の転職や地方の転職に強いパソナの海外勤務に特化したサイトです。パソナは、世界10ヶ国以上に拠点を持っており、海外拠点には日本人スタッフが常駐しています。そのため、生活の状況やビザの取得方法など、現地の生の情報を提供してくれます。

また、日本と海外双方にキャリアアドバイザーがいるため、日本でも海外でも個別面談が可能です。海外市場について勉強することができる無料の海外就職セミナー「JOB博」も行われており、多様なサポート体制が整っています。

参考

トップページ│パソナグローバル

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、海外向けの求人数も多い、転職実績No,1の業界最大手転職エージェントです。こちらでは、キャリアアドバイザーが英文の履歴書や職務経歴書のチェック、英語での面接サポートも行ってくれます。ただ、キャリアアドバイザーと合う・合わないはありますので、ほかの転職エージェントと併用することをおすすめします。もちろん、リクルートエージェント内で担当者を変更してもらうこともできます。

参考

海外の転職・求人情報|リクルートエージェント

dodaグローバル

dodaグローバルは、英語や中国語を生かせる仕事がしたい方や、海外で働きたい方に特化した転職エージェントです。「英語を生かす仕事」「中国語を生かす仕事」「転職後の勤務地が海外」といったカテゴリーから求人検索が可能です。

無料で登録できるエージェントサービスでは、履歴書や職務経歴書、面接のアドバイスをしてくれるキャリアアドバイザーによるサポート、非公開求人を含めておすすめの求人を紹介してくれるサポートを受けることができます。

参考

海外勤務・外資系企業の転職・求人情報ならdodaグローバル|doda

海外勤務に必要なスキル

自己管理能力の高さ

海外は、気候や文化、言語が日本とは異なります。そのため、健康管理やモチベーションの維持など、自己管理能力が大切になります。例えば、体調を崩したときに、日本であればどの薬が自分に合うか分かりますし、医者にも気軽に行くことができます。しかし、海外では日本と同じ薬が手に入らないことが多く、医療システムそのものが違う場合もあります。

また、モチベーションを維持する方法を自分なりに持つことも大切です。日本での生活に比べて慣れないことが多く、ストレスが溜まりやすくなるためです。だからこそ、休日や1日の中でどのようにリフレッシュするかがポイントになります。運動や地域コミュニティへの参加、趣味に没頭するなど何が適しているのか、自分のことをより深く理解しておく必要があるでしょう。

言語・食・宗教など多様な価値観に対応できる柔軟性

海外では当然、言語・食文化・宗教などが日本とは異なった環境で生活することになります。日本食が食べたいと思っても手に入らない場合、現地の食文化で生活していける柔軟性が必要です。

また、その国の言語にも価値観が表れます。例えば英語は、先に主語と動詞が来るので、はっきりと意見を述べる、論理的に述べることがしやすいです。動詞が文末に来る日本語とは、話すときの考え方が異なります。

このような慣れ親しんだ価値観とは異なる価値観を受け入れて対応していけるかという問題は、海外勤務を快適に過ごせるかどうかに直結してきます。

ストレス耐性

ストレス耐性は、ストレスに耐えるという意味もありますが、ストレスをどのように発散するかという意味もあります。海外は、日本とは異なります。国によってその違いはさまざまですが、毎日の生活の中で細かな差を感じることでしょう。

例えば、日本では話を聞いてもらえる友人がいたけれど、海外では知り合いを一から作っていかなければならず、落ち込むことがあっても話をできる人がいないことがあります。オンラインで日本の友人と通話することもできますが、時差の影響で生活時間が異なったり、こちらの事情を理解してもらえなかったりすると、それがかえってストレスになってしまうことも……。だからこそ、自身でストレスを発散できる方法を持つことが大切になるのです。

まとめ

海外勤務の求人は、グローバル、もしくはハイクラス・ミドルクラスの求人に特化した転職エージェントを探すことで、効率良く見つけることができます。また、海外勤務はキャリアアップにつながるケースが多いため、エージェントの担当者の専門性や相性もポイントになります。今回の記事でご紹介した転職エージェントのうち2~3社に登録してみて、ご自身にとってベターな担当者を探してみてはいかがでしょうか。

参考

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