フィリピン留学におすすめの語学学校を、「講師の質」「コスト」「学校設備」の3つの重視項目に分けてご紹介します。選ぶ基準を分けることで、学校選びのポイントが分かってきますので、フィリピンの留学先を決める際の参考になさってください。
フィリピン留学のおすすめ学校【講師の質重視】
まずは、講師の質を重視している、あるいは講師の評価が高い3つの語学学校をご紹介します。具体的には、研修制度の充実や講師が有資格者であること、ネイティブ講師が多いことを基準にしています。
セブブルーオーシャンアカデミー
セブブルーオーシャンアカデミーは、英語を文化・習慣であると捉えており、単なる科目とは考えていません。そのため、コミュニケーションをとることを重要視しています。講師陣の質が高いという口コミが多く、英語指導はもちろん、学習のサポートにも気を配ってくれます。
セブ島の東側に位置するマクタン島にあり、目の前はビーチのあるリゾートエリアです。施設内にはプールやジムもあり、ホテルが併設されているので、リラックスして滞在することができます。
留学生の比率は、日本人40%、韓国人35%、それ以外にも台湾や中国、ベトナム、モンゴルなどが25%を占めています。講師は110人、日本人スタッフも3名いるので、もしものときも安心です。
参考
Cebu Blue Ocean Academy
QQ English ITパーク校
QQ English ITパーク校は、セブにある最大学生収容定員人数300人の語学学校です。日本資本の語学学校の中では最大級の大きさを誇ります。ITパークとは、外資系企業が集まるセブの経済特区。そのため、治安が良いのが特徴です。
教師は総勢で約1,200人いますが、全員が外国人に英語を教える国家資格(TESOL)を保持しています。教師は入社後、ケンブリッジ大学のMBAで指導している教師や専門の教師から指導を受けています。また、教師同士での勉強会やトレーニングも頻繁に行われています。
日本人を含んだ世界30ヶ国以上の留学生が利用しており、常時10ヶ国近くの学生が学んでいます。留学前後にオンライン授業を受けることもできるので、留学中だけでなく継続的に英語学習をしたい人にはおすすめです。
参考
ITパーク校:校舎|QQ English
CIP
CIPは、フィリピン人講師だけでなく、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアの講師が常時10名以上在籍しています。実際にアメリカやイギリスに留学するよりもリーズナブルな価格でネイティブの発音や表現を学ぶことができます。
留学生の比率は、日本人35%、台湾人23%、韓国人20%、ベトナム人14%、タイ人5%となっており、アジアを中心に国際色が豊かです。1つの国籍に偏っていないので、授業外の時間でも英語を話す機会をつくりやすいです。
また、TOEICスパルタコース、IELTSスパルタコースでは、正規授業以外に毎日の模擬試験や夜間の義務自習があり、試験の得点を伸ばしたい人におすすめです。
参考
Clark Institute of the Philippines
フィリピン留学のおすすめ学校【コスト重視】
次は、学費がリーズナブルな3つの語学学校をご紹介します。コスト重視の人にはおすすめです。4週間留学の場合の、1日8時間授業を基準に比較しています。
3D Academy
3D Academyは、食事や洗濯も含めたトータル費用が安いことで有名な語学学校です。例えば、実践英語のコース(マンツーマン授業4時限、グループ授業3時限の1日7時間授業)の料金表は下記のとおりです。
1週間 2週間 3週間 4週間 内部寮1人部屋 70,000円 115,000円 160,000円 195,000円 内部寮2人部屋 55,000円 95,000円 131,000円 160,000円 内部寮3人部屋 50,000円 80,000円 113,000円 139,000円 内部寮4人部屋 45,000円 72,000円 102,000円 129,000円 内部寮6人部屋 34,000円 64,000円 90,000円 114,000円 新ビル寮1人部屋 72,500円 120,000円 167,500円 205,000円 新ビル寮2人部屋 57,500円 100,000円 138,500円 170,000円 新ビル寮4人部屋 47,500円 77,000円 109,500円 139,000円
(実践英語(ESL)コース|3D ACADEMYより筆者作成)
JYスクエアという交通拠点に位置しており、スーパーまで10秒、コンビニまで1分、レストランやショッピングモールも近くにあるという好立地です。アウトプットを重視する実践英会話を得意としているので、「話せるようになりたい!」という人におすすめです。
参考
3D ACADEMY
StoryShare バギオ校舎
StoryShareは、バギオとセブに校舎を持っています。ここでは、バギオ校舎の4週間留学の場合の料金をご紹介します。寮の部屋は1人部屋か2人部屋なので、プライベートの時間を確保したい人におすすめです。
1日4時間コース 1日6時間コース 1日8時間コース 1日10時間コース 2人部屋A 101,000円 130,000円 159,000円 188,000円 2人部屋B 103,000円 132,000円 161,000円 190,000円 1人部屋A 109,000円 138,000円 167,000円 196,000円 1人部屋B 117,000円 146,000円 175,000円 204,000円 1人部屋C 121,000円 150,000円 179,000円 208,000円 1人部屋D 128,000円 157,000円 186,000円 215,000円
(バギオ校 英語漬けユニット&ベーシックユニット|ストーリーシェアより筆者作成)
※洗濯代、教材費、施設保証金、水・共益費などは別途かかります。
また、StoryShareは講師のクオリティを保つために、3ヶ月の研修期間を設けています。学校内では、24時間完全EOP(英語のみで話す)となっています。小規模校だからこそ、EOPが実践できるメリットもあります。
参考
Story Share
C2 UBEC English Academy
C2 UBEC English Academyは、日本人経営には珍しい規則が厳しい語学学校です。例えば、毎晩の単語テストで基準点に満たない場合は外出ができません。C2 UBEC English AcademyのESL5(実践授業)コース(マンツーマン授業5時限、グループ授業3時限の1日約8時間授業コース)の料金は下記のとおりです。
1週間 2週間 3週間 4週間 1人部屋 103,500円 149,500円 195,500円 230,000円 2人部屋 80,600円 116,400円 152,200円 179,000円 3人部屋 73,400円 106,000円 138,600円 163,000円 4人部屋 67,100円 96,900円 126,700円 149,000円 6人部屋 59,900円 86,500円 113,100円 133,000円
(C2 UBEC English Academy タランバンキャンパス(シーツー ウベック イングリッシュ アカデミー)の概要|CEBU Englishより筆者作成)
※洗濯代、教材費、施設保証金、水・共益費などは別途かかります。
セブ島の北東に位置しており、学校周辺にはお店が少なく、落ち着いた環境で学習をすることができます。静かな環境で学習したい人にはおすすめです。
フィリピン留学のおすすめ学校【学校設備重視】
最後は、学校設備が充実している2つの学校をご紹介します。教室や寮以外が充実している学校は、郊外にある学校やスパルタ校であることが多いようです。
EV Academy
EV Academyは、2017年に学校校舎が新設されています。学校内には、スポーツジム、卓球・ビリヤード場、自習室、カフェ、バスケットボールコート、ヨガルーム、シアタールーム、プールの設備が整っています。
食事はビュッフェ形式になっており、焼きそばや野菜炒め、ご飯、スープ、サラダ、ソーセージ、チジミなど、好みに合わせて選ぶことができます。
カリキュラムは、セミスパルタ(少しゆるいスパルタ)とスパルタの2つから選ぶことができます。スパルタ規則だと平日外出禁止ですが、学校施設が充実しているので、閉塞感なく過ごすことが可能です。なお、2018年1月からIELTS公式試験会場になっており、IELTSコース受講者が増加傾向にあるのが特徴です。
参考
EV Academy|CEBU English
English Fella 2
English Fella 2は、韓国資本のスパルタ校です。姉妹校のEnglish Fella 1よりも少し規則がゆるいセミスパルタを実施しています。セブ市郊外の広大な敷地にあるキャンパスは、緑豊かな環境で、自習室、カフェ、プール、体育館、ジムなどの施設が整っています。
また、2019年3月から改装工事を行っており、2020年には寮内や校舎が一部リノベーションされています。AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」をスタッフ総出で撮影している動画がYouTubeにアップされているので、興味のある方はご覧になってください。
参考
恋するフォーチュンクッキー(English Fella Ver.)フィリピン・セブ|YouTube
English Fella 2 スパルタ|CEBU Englis
まとめ
フィリピン留学で気になるポイントは、人によってさまざまです。今回の記事では、「講師の質」「コスト」「学校施設」の3つのポイントに分けてご紹介しました。留学に向けて、何を重視するか考えながら語学学校を選ぶヒントになれば幸いです。
参考
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フィリピン留学|SchoolWith
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