ロッテ福田秀、古巣ホークスから”初安打” 3打数1安打も鷹投手陣は「レベルが高い」

ロッテ・福田秀平【写真:荒川祐史】

和田の前に2打数0安打も、森から右前安打放つ

 今季、FA移籍でロッテに加入した福田秀平外野手が古巣ソフトバンクとの初対戦で安打を放った。

 25日、宮崎市の生目の杜運動公園アイビースタジアムで行われた「球春みやざきベースボールゲームズ」ソフトバンク戦。昨季までソフトバンクに在籍した福田秀は「3番・中堅」でスタメン出場した。13年間キャンプを過ごした思い出の地。球場到着後すぐにグラウンドに飛び出して工藤公康監督ら元チームメートらに挨拶すると、スタンドのファンからも温かい拍手が送られた。

 初回1死三塁で迎えた第1打席は和田毅投手の前に四球。3回の第2打席はフェンス手前への右飛に倒れた。投手が4番手の森唯斗投手となって迎えた6回の第3打席できっちりと右前安打。試合後は「不思議な感じがしましたね。ただもうロッテの選手なので、このユニホームを倒すつもりで1年やっていきたいです」と語った。

 2打席対戦した和田は「良いバッターだなと思いましたね。(右飛は)ドームなら入ってるのかなと思いましたね」と福田秀についてコメント。これに対し「和田さんにそう言っていただいてありがたいです。和田さんはオーラがありますし、凄い投手だと改めて思いましたね」と、福田秀も返していた。

「(ホークスは)パワーピッチャーが多いと感じました。150キロを超えるような投手が次々と出てきて凄いなと。レベル高いと思いましたね」と昨季まで在籍したホークスのレベルの高さを改めて感じたよう。「開幕の舞台に立つのをまず目指したい。そこに立つことができたら、僕は僕なりに頑張ります」。同じホークスとの対戦となる3月20日の開幕戦に視線を向けていた。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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