新型コロナウイルス感染防止へ各大学対応様々 追試験の実施や合格発表の学内掲示中止も 

2020年2月1日に、新型コロナウイルス感染症は政令により指定感染症及び検疫感染症に指定され,学校保健安全法施行規則が規定する第一種感染症となり罹患した受験生は入学試験の受験は不可となった。

本日2月25日より国公立大学入試の前期日程2次試験が始まったが、大学ごとに新型コロナウイルスに罹患した学生への対応は大学毎の判断に委ねられているため対応は大学ことに異なるようだ。

北海道大学や名古屋工業大学などでは、受験生が感染した場合は2次試験を免除しセンター試験や高校の調査書などで合否を判定するとし、東京工業大学においては、3月中の追試験の実施を予定。一方、東京大学や京都大学、大阪大学などは、受験生の公平性のため、追試験などは行わず、通常通りの入試選考を行う方針を示している。3月の合格発表についても、東京大学などでは従来の学外掲示を中止し、インターネットのみとすることを発表した。

また、大学のキャンパスに大勢の人が集まることによる感染拡大を防止するため、卒業式や、来年度の受験生に向けた春のオープンキャンパスなどといった大学行事の中止が相次いで発表されている。

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