被爆者3人の訴え退ける 原爆症認定で最高裁

原爆による放射線で病気にかかった被爆者が、手術などの治療を受けずに経過観察中の場合でも原爆症と認めるべきかどうかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷(宇賀克也裁判長)は25日、原爆症と認定しなかった国の処分を取り消すよう求めた被爆者の女性3人の請求を退けた。原告側敗訴が確定した。

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