神奈川県綾瀬市は25日、「第10回ロケーションジャパン大賞」の特別賞・撮影サポート部門に選ばれた、と発表した。2015年度は同部門で2位だった。
大賞はロケ地情報誌「ロケーションジャパン」の主催。映画やドラマのロケ受け入れに尽力した自治体などを一般のアンケートに基づいて表彰している。
同市は地域活性化の一環として、14年度から、住民組織と連携したロケの誘致活動を開始。約350人の市民がエキストラに登録しており、19年度は16作品が撮影された。
特別賞では、市役所1階に活動を紹介するコーナーを新設したことや、撮影場所に案内板を設置してきたことも評価されたという。
都内で20日に表彰式が行われ、出席した古塩政由市長は「官民が一体となってサポートできる体制をつくり、撮影隊が安心して作業できる環境を整えたい」とあいさつした。