サムスン、スマホ向けLPDDR5 16GB RAMの生産を開始

最近はスマートフォンのスペックもリッチになってきて、8GB RAMを搭載するのも標準的になってきました。また、一部のハイエンドには16GB RAMが搭載されるものも。16GB RAMが今後スタンダードになると見られる中で、サムスンは16GB RAMの大量生産を始めました。

同社が大量生産を始めたのは、16GBのLPDDR5 RAMチップセット。すでに同社のGalaxy S20 Ultraなど一部の機種は16GB RAMを搭載していますが、こうしたプレミアムなスマートフォンに搭載することを想定しているといいます。

新しいチップの速度は最大5500Mbpsで、LPDDR4Xに比べて30%高速になるとのこと。消費電力もより省電力化するとしています。同社はどの企業向けにこのチップを販売するのか明らかにしていませんが、今後16GB RAMを搭載したスマートフォンを見かけることが今よりも多くなりそうです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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