平和教育 対話型授業で報告 教職員や保護者ら対象に講演会

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対話型授業についての報告などがあった平和教育講演会=長崎原爆資料館

 長崎市内の教職員や保護者が平和教育について考える「平和教育講演会」がこのほどあり、同市平野町の長崎原爆資料館で、2018年度から市教委が平和教育の実践として進めている対話型授業についての報告があった。
 対話型授業は、他人の意見を尊重しながら自分の言葉で平和を語ることができる児童生徒の育成を目的に実施している。
 18、19年度に教育関係者らへ公開された計10校の授業の様子や、児童生徒にアンケートをした結果を紹介した。
 「自分の考えを持つことができたか」や「考えを受け入れることができたか」などの問いに9割以上が「できた」「だいたいできた」と回答していた。感想の中には「人それぞれ平和の思いは違うと感じた」「自分の考えを伝えることだけでなく他人の意見を聞いて考えを持つことも大切だと思った」などがあった。
 市立三重中で平和教育を担当している岩永瑞希教諭(27)は「平和について考えるだけではなく、他者を受け入れ認め合う気持ちを持つことが平和教育につながると思う」と話した。
 被爆者で長崎大名誉教授の朝長万左男氏の講演もあった。