大谷初出場のエンゼルスが勝利 レッズ・秋山は1安打

日本時間2月26日、大谷翔平が所属するエンゼルスと秋山翔吾が所属するレッズによるオープン戦が行われ、序盤から得点を重ねたエンゼルスが7対3で勝利した。マイク・トラウト、アンソニー・レンドン、大谷が2~4番に並んだエンゼルスは、初回から3イニング連続2得点と自慢の強力打線が威力を発揮。大谷は2打数ノーヒット1三振1死球だった。一方の秋山は、第2打席でピッチャー強襲の内野安打を放ち、3打数1安打1三振を記録した。

この試合がオープン戦初出場となった大谷は、2番トラウト、3番レンドン、5番ジャスティン・アップトン、6番アルバート・プーホルスという豪華な面々に挟まれる形で「4番・指名打者」で先発出場。1回裏一死1・2塁のチャンスで迎えた第1打席は死球を受けて出塁したが、2回裏二死1塁の第2打席は空振り三振、4回裏二死走者なしの第3打席はショートゴロに倒れ、6回裏の第4打席で代打を送られて試合から退いた。

「1番・レフト」で先発出場した秋山は、1回表の先頭打者として迎えた第1打席で見逃し三振に倒れたが、3回表二死走者なしで迎えた第2打席でピッチャーを強襲するショートへの内野安打。5回表二死走者なしの場面で回ってきた第3打席はサードへのファウルフライに倒れ、5回裏開始時の守備交代によって試合から退いた。実戦デビュー戦と同じ3打数1安打を記録し、打率は.333をキープしている。

予想される開幕スタメンとほぼ同じ顔触れで試合に臨んだエンゼルスは、レンドンが2打数2安打1打点、プーホルスが2打数1安打2打点をマークするなど、自慢の強力打線がしっかり機能。トラウトはヒットこそ出なかったものの四球を選んで出塁し、先発のディラン・バンディも2回4奪三振無失点の好投を見せた。また、「9番・ライト」で先発出場して三塁打1本と本塁打1本を含む3打数3安打3打点の大活躍を見せたテイラー・ウォードの活躍も光った。

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