ワールドチャンピオン候補 1位から30位までランキング

メジャーリーグ公式サイトでは、ウィル・レイッチとマイク・ペトリエロの2人がメジャーリーグ全30球団を「ワールドシリーズ制覇の可能性が高い順」に1位から30位までランキング形式で紹介している。1位に選ばれたのは絶対的エースとしてゲリット・コールを手に入れたヤンキース。2位にはレッドソックスとの大型トレードを成立させ、悲願の世界一への「ラストピース」としてムーキー・ベッツを獲得したドジャースが選出されている。

1位のヤンキースについて、レイッチはルーク・ボイトが9番を打つ可能性がある打線の層の厚さと強力なブルペン、そして絶対的エースとしてコールを獲得したことをその理由に挙げている。ジェームス・パクストンが開幕に間に合わず、ルイス・セベリーノがトミー・ジョン手術による今季絶望となったものの、ヤンキースが本命という見方は変わっていないようだ。

2位のドジャースは、ブレイク・トライネン、ジミー・ネルソン、アレックス・ウッドなど、投手陣の「補充」を行ったのが目立つ程度だった。しかし、レッドソックスとの大型トレードでベッツとデービッド・プライスを獲得し、ワールドシリーズ制覇に向けた態勢を整えることに成功。ペトリエロが「今年ワールドシリーズで勝てなければ、今後ワールドチャンピオンになることはできないかもしれない」と語るほどの戦力が揃った。

3位アストロズ、4位ツインズなど、上位にはポストシーズン進出を狙える戦力を擁するチームがズラリと並び、アンソニー・レンドンを獲得したエンゼルスは16位にランクイン。イチローのデビューイヤーである2001年以降ポストシーズンから遠ざかっているマリナーズは28位、オリオールズが29位、最下位はタイガースとなった。レイッチとペトリエロによる1位から30位までのランキングは以下の通り。

1位 ヤンキース
2位 ドジャース
3位 アストロズ
4位 ツインズ
5位 メッツ
6位 レイズ
7位 ブレーブス
8位 アスレチックス
9位 カブス
10位 ナショナルズ
11位 レッドソックス
12位 インディアンス
13位 カージナルス
14位 レッズ
15位 ダイヤモンドバックス
16位 エンゼルス
17位 ホワイトソックス
18位 フィリーズ
19位 ブリュワーズ
20位 パドレス
21位 レンジャーズ
22位 ブルージェイズ
23位 ロッキーズ
24位 マーリンズ
25位 パイレーツ
26位 ロイヤルズ
27位 ジャイアンツ
28位 マリナーズ
29位 オリオールズ
30位 タイガース

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