海自護衛艦、中東で情報収集開始

アラビア海北部、不審船の警戒も

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護衛艦「たかなみ」(防衛省提供)

 防衛省は26日、中東に派遣した海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」が、アラビア海北部で情報収集活動を始めたと発表した。日本関係船舶の安全確保が目的で、付近を通る船舶の把握や不審船の警戒に当たる。不測の事態に日本籍船を守る際は、防衛相が海上警備行動を発令。自衛隊は正当防衛、緊急避難に限って武器を使用する。

 中東派遣は防衛省設置法の「調査・研究」に基づき、国会承認を必要としない。これまで部隊を1年単位で派遣した場合、特別措置法や国連平和維持活動(PKO)協力法が根拠としてきたが、政府は今回の派遣を巡り、特措法整備は「必要ない」としている。