コレフェス、「もっと大きいところでやるかもしれない」! 圧巻のトークで2000人のコレコレリスナーを魅了!

ライブ配信の王と呼ばれ、 またチャンネル登録者数109万人を超えるYouTuberでもあるコレコレが、 2月22日にZepp DiverCity(TOKYO)にて『コレフェス2020』を開催した。

2017年は赤坂ガーデンシティ・vector、 2019年は渋谷CLUB QUATTROにて行われてきた『コレフェス』も、 今回で3回目。 今年はゲストに、 コレコレがプロデュースする女性アイドルグループのコレって恋ですか?(以下、 コレ恋)をはじめ、 ゆうかん、 kimono、 しんやっちょが登場し、 約2000人のコレコレリスナー(以下、 コレリス)を大いに沸かせた。

コレコレが歩んできたライブ配信者、 YouTuber、 アイドルプロデューサーとしての変遷がスクリーンに映し出された後、 ライブの幕を開けたのはコレ恋のデビュー曲「友達以上恋愛未満」。 コレコレも歌唱で参加しており、 昨年11月に行われたコレ恋お披露目ライブ以来の7人全員でのパフォーマンスに、 フロアのペンライトが大きく揺れる。

久々のダンスに激しく息切れを起こすコレコレ。 恋遙ひよりのジャンケンを取り入れたアイドルらしい自己紹介フレーズ、 空気を読まない四葉このはがコレコレに匂わせをしていることがいじられ、 コレ恋にとって2曲目のオリジナル曲「ストリーミングラバーズ」が披露された。 企画、 撮影、 編集、 全てをコレ恋メンバーが担当したMVが話題のこの楽曲では、 映り込み系YouTuberのゆうかんがステージ袖からしれっと姿を現す。 可愛らしく踊るコレ恋メンバーの後ろで、 ステージを右往左往しながら、 しっかりと映り込んでいた。

グッチで全身コーディネートしてきたゆうかんをコレコレが雑にいじった後は、 事前に撮影していた動画「ゆうかんさん家に行ってみた」がスクリーンに映し出される。 私生活がベールに包まれているゆうかんへの興味は絶えず、 コレコレ、 コレ恋メンバーから質問攻めに合うはめに。 尊敬するYouTuber ヒカルと同じ髪色にした件や謎に包まれたプライベートが明らかになった。

ここで、 コレコレがコレフェスを今まで一緒に盛り上げてきた相方であるぷぅさんの名前を挙げる。 コレコレとぷぅさんはとある事件をきっかけに仲違いし、 現在絶縁状態になっている。 真面目なトーンで「俺は2人でコレフェスをやりたかった」と打ち明け、 ぷぅさんとの思い出が詰まったスキマスイッチの「奏(かなで)」を熱唱した。 ステージ袖に向かって「あの時は本当に申し訳なかった」と謝るコレコレに、 会場にはぷぅさんの声が響く。 「ぷぅさん来てよ、 こっちに」とコレコレが手招きすると、 コレコレくん(着ぐるみ)が登場。 「まさか、 この中にいるのはぷぅさん?」と会場全員が息をのんで期待するなか、 頭部を外すとコレコレが所属する株式会社ライバーの会長・飯田祐基氏が顔を出した。

飯田氏と入れ替わりで登場したのは、 女性声が得意な配信者のkimono。 女装姿で、 落ち込むコレコレを優しくなぐさめる。 ゆうかんがコレコレに激しいアプローチをしていることをkimonoが暴露すると、 コレコレとゆうかんが実際にキスをする流れに。 マスク越しのキスにコレリスからは、 悲鳴にも似た歓声が響いた。

そして、 ぷぅさんとの別れから次に進まないといけないという思いが詰まったコレコレの新曲「Go This Way!」を、 癒愛みうち・彩葉ちえり(コレって恋ですか?)をバックダンサーに迎え、 初披露。

コレ恋と和やかにトークしていると、 けたたましいサイレンの音と共に、 配信者のしんやっちょが姿を現した。 過激な動画配信でも知られ、 逮捕歴、 炎上騒動など、 自他共に認める危なっかしい言動の彼とは、 2009年にニコニコ生放送でコレコレが“ニコ生四大癌”と呼ばれていた頃からの仲だ。 2人はボーカロイドでラップリリックを綴った楽曲「back again」をカヴァー。 さらにコレコレがプロデュースしていたアイドルグループのKore:ct「ステンダ」を歌い上げ、 ストリートダンサーとしての経歴を持つしんやっちょは、 間奏で華麗なブレイクダンスを見せつけた。

「みんなで盛り上がる曲」というコレコレの紹介から、 コレ恋はタオルをサビで派手に振りまわすダンサブルな新曲「show / do!」をパフォーマンス。

ゆうかん、 kimono、 しんやっちょのコレ恋推しメンバー発表から、 リスナーへの感謝を歌ったコレコレの新曲「星屑のレゾナンス」で、 会場は温かな空気に包まれた。

バックダンサーについたコレ恋6人が見守る中、 コレコレはコレリスに向けて「ここに立てるのはみんなのおかげ。 だから、 絶対俺たちについてきてほしい。 後悔させないから。 ついてきてくれるよな!?」と真剣なトーンで呼びかける。 しかし、 半笑いの会場にコレコレは「満足です」とすぐさま我に返っていた。 続いてコレ恋の新曲「ライフビューイング」を初披露。 ネットでの配信を軸とした「配信ネイティブアイドル」を掲げたコレ恋らしい、 エレクトロポップな楽曲だ。

ラストは、 しんやっちょ、 kimono、 ゆうかんがコレコレへの感謝の思いを述べ、 コレ恋からは3月21日にCLUB251(下北沢)にて『コレ恋LIVE!! vol.5』が開催されることがアナウンスされた。

kimonoから「コレフェス、 またやりますよね?」と聞かれると、 コレコレは「もちろん。 またやります。 もしかしたら、 もっと大きいところでやるかもしれない」と宣言。 スクリーンには「また来年」とコレコレからのメッセージが届けられ、 約2時間にわたる『コレフェス2020』は幕を閉じた。

© 有限会社ルーフトップ