消防士が酒気帯び運転で赤信号無視 横浜市消防局が停職に

 横浜市消防局は26日、道交法違反(酒気帯び運転など)の罪で罰金の略式命令を受けた都筑消防署の男性消防士(21)を停職9カ月の懲戒処分にした、と発表した。

 同局によると、消防士は昨年12月、川崎市中原区新丸子町の路上で酒気を帯びた状態でミニバイクを運転、赤信号を無視した。

 同局によると、同市内の自宅で友人と酒を飲んだ後、バイクで外出し、飲食店でも飲酒。帰宅途中に信号無視をし、中原署員が呼び止めた。

 今年1月24日、保土ケ谷簡裁から道交法違反の罪で罰金25万円と、科料7千円の略式命令を受けた。同局は、管理監督者の課長級と係長級の職員計2人も厳重注意した。

 高坂哲也局長は「社会人としてあってはならない行為。不祥事の再発防止に全力で取り組み、信頼回復に努める」とコメントした。

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