パナソニック、津賀社長が続投へ

6月で就任9年目に突入

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パナソニックの津賀一宏社長

 パナソニックは26日、津賀一宏社長(63)が続投する2020年度の役員人事を発表した。6月の株主総会を経て正式決定すれば、就任から9年目に入る。1977年から9年間社長を務めた故山下俊彦氏と並び、故松下幸之助ら創業家を除けば最長の「長期政権」となる見通しだ。足元の業績は低迷するが、引き続き津賀氏の主導で立て直しを図る。

 津賀氏は12年、テレビ事業の不振で巨額赤字を計上する中で社長に就任。「負の遺産」を整理するため、プラズマテレビなど赤字事業からの撤退を決めた。一方で、巨費を投じた米テスラ向けの電池を含む車載事業は低迷が続く。新しい成長の柱の育成が課題だ。