高橋さん(檍北小5年)こども記者 スポーツと平和考える

 3月に東京都で開かれる第4回こども新聞サミットのこども記者に、宮崎市・檍北小5年の高橋采伽(あやか)さん(11)が決まった。サミットのテーマは「スポーツで何が変わる?」。高橋さんは「全国のこども記者のみんなと意見交換し、スポーツで平和になれる方法を考えたい」と張り切っている。
 サミットは宮崎日日新聞社など子ども向け新聞を発行する全国24の新聞社が協力し、3月26、27日に東京都江東区の日本科学未来館で開催。こども記者は、四つのグループに分かれて取材活動などを行い、高橋さんは国際交流などを通してスポーツを考える「スポーツで世界は平和になる?」のグループに参加する。
 高橋さんの特技は、小学1年から習っているというヒップホップダンス。「チームのみんなで息を合わせ、一体感が生まれる」と魅力を語る。こども記者に応募した作文では、世界中の子どもたちが貧富の差などに関係なく交流できるスポーツを提案。得意なダンスや空手も「言葉や道具を使わずに楽しめる」と結んでいる。
 サミットでは東京オリンピックに出場する、南スーダン代表選手らを取材する予定。高橋さんは「海外の選手からいろいろな話を聞いてみたい」と話している。

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