NASCAR第2戦:最終周直前に多重クラッシュ発生もフォードのロガーノがキャリア24勝目

©株式会社サンズ

 2020年のモンスターエナジーNASCARカップは2月23日、第2戦ラスベガスが行われ、ファイナルラップ直前に複数台が絡むアクシデントが起こるなか、ジョーイ・ロガーノ(フォード・マスタング)が優勝を飾った。

 シリーズ第2戦はネバダ州ラスベガスにあるラスベガス・モーター・スピードウェイが舞台。決勝レースはステージ1&2が80周、ステージ3が107周の3ステージ合計267周の400.5マイル(約644km)で争われた。

 決勝前日の予選は降雨により中止されたため、スターティンググリッドはオーナーポイント順に決められ、カイル・ブッシュ(トヨタ・カムリ)がポール、2番手にマーティン・トゥルーエクスJr.(トヨタ・カムリ)がフロントロウにつける形に。

 しかし、レース前の車検でカイル・ブッシュを含む3台に規定違反が見つかり、グリッド降格ペナルティが出された結果、トゥルーエクスJr.がトップ、フロントロウにケビン・ハービック(フォード・マスタング)がつける形でスタートが切られた。

 80周目までのステージ1、160周目までのステージ2はどちらもチェイス・エリオット(シボレー・カマロZL1)が制圧。エリオットはステージ3でもトップ争いを繰り広げたが、220周目にタイヤが限界を迎えて単独スピンし、大きくポジションを落としてしまった。

 その後はリッキー・ステンハウスJr.(シボレー・カマロZL1)やロガーノなどがラップリーダーを務めると、チェッカー目前の261周目にロス・チャスティン(フォード・マスタング)が単独スピンして今大会8度目のイエローコーションが導入される。

 この時点でラップリーダーだったライアン・ブレイニー(フォード・マスタング)や2番手アレックス・ボウマン(シボレー・カマロZL1)などがピットへ向かうなか、3番手だったロガーノや4番手ウイリアム・バイロン、ステンハウスJr.、マット・ディベネデット(フォード・マスタング)など7名がステイアウトして戦略が分かれた。

 レースは266周目にロガーノが先頭、バイロンが2番手といった構図で再開されるが、このリスタート時に後方で多重クラッシュが発生してしまう。

 しかし、先頭のロガーノはイエローコーションが出される前に最終ラップへ入ったことを告げるホワイトフラッグを受けていたため、レースは延長されることなくイエローコーションのままフィニッシュとなり、ロガーノがシーズン初、自身通算24勝目を挙げた。

 ロガーノに続く2位はディベネデットでフォードがトップ2を独占。トヨタ勢は苦戦を強いられ、カイル・ブッシュの15位が最上位だった。

 2020年のモンスターエナジーNASCARカップ、第3戦は3月1日にカリフォルニア州フォンタナにあるオートクラブ・スピードウェイで決勝が行われる。