次期衆院選立候補 4人の推薦を決定 連合長崎

次期衆院選で4人の推薦を決定した地方委員会=長崎市桜町、県勤労福祉会館

 連合長崎(宮崎辰弥会長)は26日、長崎市内で第46回地方委員会を開催。次期衆院選で立候補を予定する国民民主党現職の西岡秀子氏=長崎1区=と同党新人の末次精一氏=同4区=、立憲民主党現職(比例北陸信越)の松平浩一氏=同2区=と同党新人の山田勝彦氏=同3区=の推薦を決定した。
 昨年12月に国民、立民、社民党などが次期衆院選の候補者を調整。各党が4人の推薦願を提出し、連合長崎は今年1月から組織内で議論に入っていた。
 委員会では春闘の活動方針も議論。賃金の底上げや格差是正を求め、全ての労働者の立場に立つなどとする方針案を採択した。宮崎会長は「(消費増税や新型コロナウイルスの感染拡大などで)景気が落ち込む中、個人消費を高める賃金引き上げが重要。社会的役割を担っている春闘だ」と呼び掛けた。
 連合長崎は5月24日で結成30周年を迎えるため、5月に記念式典を実施することも決議した。

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