魚喃キリコの過去作品限定新装版&作品解説集、連続発売決定!

1990年代~2000年代にかけて、美しい線で切ない心情を描き綴り、絶大な支持を集めた漫画家・魚喃キリコ氏が、13年ぶりにファン待望の復刻&新刊を発売する。

過去に発売した「Water.」「blue」「痛々しいラヴ」「南瓜とマヨネーズ」「ハルチン1」「ハルチン2」「strawberry shortcakes」「短編集」「キャンディーの色は赤。」の9冊の限定新装版を2020年3月末に連続リリース。「strawberry shortcakes」のカバーの塔子は、今回の新装丁のために描き下ろしたものだ。

また、4月には本人による9作の作品解説集が発売。27年前のデビューから、順を追って作品に込められたメッセージや執筆秘話、漫画家人生を赤裸々に振り返った内容は、ファン必読の1冊。

さらに、新装版、作品解説集発売にあたり、オフィシャルTwitter(魚喃キリコofficial @NanananOfficial)もスタート。最新情報のお知らせや製作こぼれ話とともに、魚喃キリコ本人も気まぐれに呟いている。

【プロフィール】


魚喃キリコ
1993年「HOLE」(月刊漫画「ガロ」)でデビュー。主に「COMICアレ!」「CUTiE comic」「FEEL YOUNG」などで執筆。「Water.」や「blue」「痛々しいラヴ」を立て続けに出版。生々しく切り取った感情を、洗練された画に落とし込んだ作風で注目を集める一方でラフなタッチで日常を描いた「ハルチン」も人気を博す。代表作に「blue」「南瓜とマヨネーズ」「strawberry shortcakes」など。いずれも映画化され、話題を呼んだ。2010年に「僕はひとりで夜がひろがる 立原道造詩集」の挿絵を担当したのを最後に、活動を休止。漫画作品については、07年に出版した「キャンディーの色は赤。」を最後に単行本は出版していない。

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