<千葉市7人死傷事故>運転手に懲役5年求刑 検察「常習的にながら運転」と非難

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 千葉市美浜区で13トンタンクローリーが下水道の工事現場に突っ込み7人が死傷した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた市原市五井東1、元運転手、近藤直樹被告(43)の初公判が26日、千葉地裁(酒井孝之裁判官)で開かれ、近藤被告は起訴内容を認めた。検察側は論告まで行い、懲役5年を求刑し、結審した。

 論告で検察側は、事故現場の300メートル以上前から工事が行われていたことを認識していたにもかかわらず、スマートフォンの操作などに気を取られ約10秒、前方を見ていなかったと指摘。また、事故があった昨年12月中だけでも仕事で運転する際にはほぼ毎回、動画を視聴するなど「常習的にながら運転をしていた」と非難した。

 弁護側は、事実を認めて反省していることと悪質ではないことを踏まえ、適切な判決を求めた。

 起訴状などによると、昨年12月11日午前2時10分ごろ、同区の国道357号で、スマートフォンやカーオーディオなどに脇見をして運転し、片側3車線のうち中央で作業中の工事現場に突っ込み、交通誘導員ら7人を死傷させたとされる。