Rina Sawayama、「このアルバムは家族とアイデンティティ」男性的な自信を映し出すMV公開!

本日27日、Rina Sawayamaの最新曲「Comme Des Garçons(Like The Boys)」のミュージックビデオが公開された。

ディレクターにEddie Whelan、クリエイティブディレクターにDazed BeautyのBen Dittoを迎えて制作された本作は、宇宙時代をテーマに反映した、男性的な自信を映し出す。 「Comme Des Garçons(Like the Boys)」は、90年代からインスピレーションを受けたビデオのビジュアル全体に、象徴的なファッションロゴを使用し、それらのファッションハウスに敬意を表している。この楽曲は、常にリナが愛を示してきたゲイの男性が持つ自信を錬金化しようとする華麗で脈動するクラブトラックとなっている。

ビデオのインスピレーションについて、Rinaはこう語る。「男性的な自信は、しばしばメディアや、職場や、映画や音楽にて表現されます。それこそが、私がこのビデオでEddieとBenとともに探求したかったものです。私たちは、この男性的な姿を写し取って探求する秘密の研究室に入り、この冒険を、さまざまな自分自身の側面を通じて行いました。ユーモア、ムーヴメント、そして、Hype Williams、中野博之、Boris Vallejoの世界観を組み合わせた本質的なファッション映画の要素をもって、このビデオを作りたかったんです。」

クリエイティブディレクターのBen Dittoはこう続ける。「Rinaのファッションへの愛に基づいて、”ブートファッション”のコンセプトに沿ってグラフィックとスタイリングを作りました。曲のタイトルとしては、いくつかの要素があります。”Like The Boys=男の子のように”、そして、有名なファッションブランドの名前です。」

4月17日(日本でのパッケージ発売は22日)にリリースされるデビューアルバム「SAWAYAMA」は、Rina Sawayamaと向き合い、なぜ彼女がポップの最も輝かしいスターであるかを証明する作品となる。

本アルバムは、Rinaの最もパーソナルな音楽を網羅しており、Rinaはこうコメントしている。「このアルバムは、最終的には家族とアイデンティティに関するものです。2つの対立する文化(私にとってイギリス人と日本人)の文脈で、自分自身を理解することをについてテーマに掲げています。

ステレオタイプの内外で気楽にいられる場所を見つけ出し、最終的には、欠点も何もかも隠さず、ただ自分自身でいることに居心地の良さを見出します。」

日本で生まれたRinaと彼女の家族は、Rinaが5歳のときにイギリスに移住した。 10代の頃、彼女は音楽と学問への愛を発見し、のちにケンブリッジ大学に進学。異なる人種間の文化の違いと排他性に気付き始めた。これらの経験により、Rinaは自分のアイデンティティを切り開き、彼女の文化と西洋の生活を結び付け、彼女独自のポップなスタイルを定義するアーティストへと進化した。

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