鷹・石川と松本が開幕ローテ入りへ好投 石川が3回1失点、松本は3回をパーフェクト

2番手で登板したソフトバンク・松本裕樹【写真:福谷佑介】

千賀と高橋礼が怪我で出遅れており、開幕ローテが不透明となっているソフトバンク

 ソフトバンクの石川柊太投手、松本裕樹投手が先発ローテ入りを手繰り寄せる好投を見せた。

 27日、宮崎市の生目の杜運動公園アイビースタジアムで行われた「球春みやざきベースボールゲームズ」西武戦。新型コロナウイルスの影響で無観客試合として行われた一戦で先発の石川が3回2安打1失点、2番手の松本が3回を投げてパーフェクトと好投してアピールした。

 石川は3回2死から新助っ人のスパンジェンバーグにソロ本塁打を浴びたものの、失点はこれだけ。テンポ良くアウトを積み重ねて2安打1失点に封じた。石川以上に好投したのが松本。森、山川ら西武の主力打者らを相手に1人の走者も許さず。3回を投げて無安打、2つの三振を奪った。

 千賀が右前腕部の張りで調整が遅れ、左太もも裏を痛めた高橋礼も出遅れている。開幕ローテに不安が残る中で、石川と松本の好投は朗報。開幕ローテの有力な候補となる投球だった。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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