松坂桃李×玉川徹の対談実現。「微笑む人」で見せたミステリアスな一面に迫る!

松坂桃李主演のドラマスペシャル「微笑む人」が、3月1日(午後9:00)にテレビ朝日系で放送される。一流大学を卒業後、大手都市銀行に就職し、妻子と共に幸せな生活を送っていたほほ笑みを絶やさない、“普通のいい人”仁藤俊美(松阪)。しかし、「本の置き場所が欲しかった」という理由で妻子を殺害したと供述する仁藤には、知られざる秘めた内面があった――。難役に挑んだ松坂に、同系の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8:00)の辛口コメンテーターとしておなじみの玉川徹氏が直撃取材を敢行する。

仁藤という役どころについて、「“本の置き場所がないから妻子を殺した”という一見信じられないような、サイコパスと思われてしまうような男なんですけど…」と前置きをした上で、「でも、誰もがそうなる可能性を秘めているのかも」と分析する松坂。玉川氏が「すごく面白かったですし、常に画面に緊張感と、この先何が起こるんだろうというハラハラがあって……」と作品の感想を語ると、松坂はうれしそうなほほ笑みを見せた。

松坂とは初対面の玉川氏が「『微笑む人』を見てから来たので、“もしかしてああいう人なのかな”と思っていた」と打ち明けると松坂は破顔し、さらに「二枚目で、いい人で、というイメージだったので、仁藤という役をよく引き受けたな、と思った」という玉川の言葉に対して、松坂なりの役柄、そして作品への思いを語る。

また、「役を演じる時、全く自分ではない姿を表しているのか、それとも自分の中の一部を増幅させて役に投影しているのか」と玉川が問うと、松坂は「それは両方ある」と回答。「共感できる部分はそのまま出すし、共感はできなくとも、その役の新しい一面を知ることによって感情を引き出すこともある」と、さまざまな役柄に挑んできた松坂ならではの、役への向き合い方を明かした。

最後に、松坂は「物事を簡単に解釈することはできるけれど、それだけじゃなくて、本質を見抜いたり、メッセージ性を手繰り寄せたりすることも最近は必要になってきているのかも、ということを、見終わった時に感じていただけたら」とアピール。

なお、仁藤というミステリアスな役を演じた役者・松坂桃李のありのままに切り込んだインタビューの模様は、2月28日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」で放送予定だ。

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