柔道男子81キロ級・永瀬 東京五輪代表決定 2大会連続五輪へ

東京五輪代表内定を受けて意気込む永瀬=講道館

 全日本柔道連盟は27日、東京都文京区の講道館で理事会を開き、男子81キロ級の永瀬貴規(旭化成、長崎市出身)ら、東京五輪の代表男女計12人を発表した。永瀬は銅メダルを獲得した2016年リオデジャネイロ五輪から2大会連続出場。
 永瀬は昨年の夏から国際大会を4連続制覇。11月のグランドスラム(GS)大阪大会決勝で、ライバルの1番手だった藤原崇太郎(日体大)に競り勝っていた。23日に終了したGSデュッセルドルフ大会は初戦の2回戦で敗れたが、これまでの実績から総合的に判断された。
 委員会後の記者会見で、永瀬は「前回の五輪で悔しい思いをして、東京五輪で優勝という目標のためにここまでやってきた。大けがなどを乗り越えて、きょう内定いただけてうれしく思うが、ここがゴールじゃない。気が引き締まる思いでいっぱい」と語った。

 


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