日本に続々開校!ミランアカデミーが実施する4つの「スキル育成」

サッカー史に燦然と輝く栄光を打ち立て、イタリアのみならず世界にその名を轟かせるACミラン。

育成の分野においても地球規模で展開をしており、日本では2011年4月、ACミランアカデミー愛知が「一般財団法人地球こども村」の運営によって開校した。

そして来たる2020年5月、愛知県内で4校目(国内7校目)、商業施設内としては日本初となる「ACミランアカデミー愛知 ららぽーと名古屋みなとアクルス校」が開校する。

同アカデミーは、3歳~6歳(年少~年長)を対象としたもので週1回水曜日に開催。

60分のトレーニングで可能な限り1人1人に目が配れるよう少人数指導を行い、スクールトレーナーがトレーニング中のケガ対策にあたるほか、障害予防プログラムの実践などアフターケアにも取り組むという。

開校に先立ち、3月28日(土)、4月1日(水)、4月18日(土)、 4月22日(水)に、新年少~新年長を対象とした「親子でやろう!ACミランアカデミー愛知 はじめてのキッズサッカー教室」を開催する予定となっている。

そこで今回は、ミランアカデミーが実施している「育成哲学」と「教育スタイル」、そして「4つのカギとなるスキル育成」についてお届けしよう。

ACミランアカデミーの育成哲学と教育スタイル

ACミランが掲げるミッションは「サッカーを通じて優れた人材を育てる」こと。

同アカデミーは「自分で物事を考え、しかるべき判断をして、誰かと同じではなく、自分なりの考えや思想を持って人生を切り開いていく」、そんなパーソナリティにあふれた人材を育てていくことを掲げている。

4つのカギとなるスキル育成

また、すべての子どもたちが大いに夢を抱き、サッカープレイヤーとしての心技体を向上させるべく、日々の練習に取り組み、次の4つのカギとなるスキルの育成を目的としているという。

●運動能力

キック、ドリブル、パス、ヘディング、タックルのような基本的な要素に注目し、各選手の技術的および戦術的能力を向上させる。スピードや強さ、耐久力や柔軟性などが重視される。

●人間性

ピッチ上で熱くなったときにも平静さを保つなど、感情のままにプレーするのではなく、セルフコントロールができるようになるために必要なトレーニングを行う。

●認知能力

直感や記憶力、集中力、決断力などプレイヤーとしての資質を開発することを目的とする。自己表現と創造性、想像力を養う ための戦術は、トレーニングのこの側面を支えるものとなる。

●社会性

社会性を得ることで、選手はグループとしてチームとしての動き 方を学べるようになる。チームとしての決めごと、どのような決断をするかも明確になる。選手間で作る協力姿勢こそ、このセッションの中核となりうる。

以上の4つが「カギとなるスキル育成」とのことだ。

開校や「親子でやろう!ACミランアカデミー愛知 はじめてのキッズサッカー教室」の日程などについては以下の通り。

開校日:2020年5月13日(水)~ (※8月はお休み) 
場所:ららぽーと名古屋みなとアクルス 屋外イベントステージ デカゴン
対象:3歳~6歳(年少・年中・年長) 

「親子でやろう!ACミランアカデミー愛知 はじめてのキッズサッカー教室」
会場:ららぽーと名古屋みなとアクルス 屋外イベントステージ デカゴン
日時:3月28日(土)、4月1日(水)、4月18日(土)、 4月22日(水)

この機会に、偉大なるロッソネーロ(赤黒)が長い年月をかけて培ってきたその哲学を肌で感じてみてはいかがだろうか。

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