JapanTaxi株式会社(以下、JapanTaxi)は4月1日から「株式会社Mobility Technologies」へと社名変更を行うことを発表した。同社は今月、株式会社ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)のタクシー配車アプリ事業で統合することを発表しており、新体制でモビリティサービスの進化に取り組む。
JapanTaxiとDeNAの事業統合は2月4日に発表しており、新体制ではDeNAが運営するタクシー配車アプリ「MOV」のほか、AIを活用した事故削減サービス「DRIVE CHART」などの分野で事業統合を行う予定だ。サービスの移行や詳細については、現在のところ検討中だとしている。なお、4月1日に新体制が始動する時点では、JapanTaxiとMOV、それぞれの配車アプリはこれまでと変わらずサービスを利用可能だとしている。
新体制の代表取締役社長には、以前の発表通り、現・DeNA 常務執行役員 オートモーティブ事業本部長の中島 宏 氏が就任する。同氏は、今回のプレスリリースの中で、「近年声高に叫ばれるMaaSをはじめとした交通の進化を実際に日本で実現していくためには、ラストワンマイルを担うオンデマンドモビリティであるタクシーが欠かせない存在」だとしており、タクシー事業者と協調しながら日本のモビリティの発展に寄与していく姿勢を示している。
