最新鋭ステルス駆逐艦の支援可能に 米海軍佐世保基地

高圧電気供給設備が完成

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米海軍の最新鋭ステルス駆逐艦ズムワルト(米海軍提供)

 米海軍佐世保基地(佐世保市)で、駆逐艦や強襲揚陸艦に高圧電気を供給できる設備が完成し、米海軍のズムワルト級ステルス駆逐艦が接岸した際に運用を支援できる環境が整ったことが分かった。米軍準機関紙スターズ・アンド・ストライプスが27日までに報じた。最新鋭の駆逐艦を展開できる拠点を増やす狙い。
 機関紙によると、昨年12月19日に佐世保港のジュリエット・ベースン(平瀬係船池)に電圧4160ボルトを供給できる発電設備が完成した。同様の設備は米海軍横須賀基地のほか、米サンディエゴと米ノーフォークにあるという。
 ズムワルト級駆逐艦は、アンテナや主砲を船体内部に格納。起伏を少なくし、敵のレーダーに探知されにくい設計で、電気で動く。
 米海軍の動向を注視するリムピース編集委員の篠崎正人氏は「洋上戦闘艦として、初めて佐世保に寄港することになる。補給基地としての佐世保の役割が大幅に変わり、戦闘態勢ができる機能を備える可能性がある」と指摘した。

 


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