桜井日奈子×神尾楓珠「マイルノビッチ」実写化でW主演&初共演

動画配信サービス・Huluと人気漫画誌「マーガレット」(集英社)がタッグを組み、今秋からスタートする恋愛ドラマシリーズ、集英社マーガレット×Hulu「マーガレット Love Stories」の第1弾である「マイルノビッチ」(開始日未定)に、桜井日奈子と神尾楓珠がダブル主演することが分かった。2人は今回が初共演となる。

同ドラマは、単行本全12巻の累計発行部数が320万部を超える、佐藤ざくり氏の同名漫画が原作。自分をブスだと思い込んでいた地味でモテない女子高生・木下まいる(桜井)がイケメン男子の熊田天佑(神尾)のプロデュースでみるみるうちにキュートな女の子に変身し、自らの力で真実の愛を見つけるまでを描いたシンデレラ・ラブストーリー。

主人公のまいるを演じる桜井は、その美貌から“岡山の奇跡”と評され、映画「ママレード・ボーイ」(2018年)や、映画「殺さない彼と死なない彼女」(19年)に続き、2役を演じた配信ドラマ「ヤヌスの鏡」(FOD)でも主演を務め、鮮烈な印象を残してきた。そんな桜井扮(ふん)するまいるは、キノコのような髪形に分厚い眼鏡というさえない風貌で、同級生からもいじめられ、自分のポテンシャルにまるで自身が持てない女子高生。まさに八方ふさがりだった彼女が思いがけない“救世主”との出会いを機に、キュートに変身し、恋に人生に前向きに進んでいく過程を、桜井が全力で表現していく。持ち前の美貌を完全封印した“変身前の姿”も披露しながら、思わず応援したくなるヒロイン像に挑戦する。

一方、ヒロイン・まいるの“救世主”であり、彼女をプロデュースして変身させるイケメン・天佑役を務めるのは、“ネクストブレークの筆頭”と目される神尾。19年1月期放送の日本テレビ系連続ドラマ「3年A組-今から皆さんは人質です―」に出演して注目を集め、同年秋には「左ききのエレン」(TBSほか)で連ドラ初主演。現在放送中のドラマ「鈍色の箱の中で」(テレビ朝日ほか)でも危険な陰をまとった高校生を熱演している。本作で演じる天佑は、揺るがない自信、そしてずば抜けたメークの腕前を持つ男子高生で、まいるを全校生徒が振り返るような美少女へと生まれ変わらせるだけでなく、卑屈で後ろ向きだった心をも方向転換させていく。毒舌家のイケメンだが、ハートはとても優しい、そんな全方位どこを切り取っても女子にはたまらないヒーローを、神尾がストレートかつ丁寧に演じ、ドラマの“キュン度”を爆上げする。

桜井は原作を読んで「まいるは、見た目がとても地味なせいで、学校でもつまはじきにされているような女の子です。毒キノコと呼ばれ、いじめられていたまいるが、さまざまな恋を経験し、どんどんキラキラした女の子になっていく姿がすてきでした。誰かを好きになるとはどういうことなのか、傷つきながらも恋に奮闘するまいるを、自然と応援しながら読んでいました」をその魅力を明かし、「見てくださる皆さんに愛されるヒロインを演じられるよう、頑張ります!」と意気込みを見せた。

また、神尾は自身の役どころについて「熊田天佑は、学校一のイケメンで、つかみどころのない人物なのですが、“メークの力を信じている”という少し変わった高校生です」と紹介し、「僕自身は今までの人生でメークについて考えることはあまりなかったのですが、そういった部分にも真摯に向き合って、まいるとの関係性だったり、天佑の悩みや心の中に秘めた優しさを素直に演じられたらと思います」と前向きに語っている。

© 株式会社東京ニュース通信社