9月20日に布橋灌頂会 女人衆 6月上旬から募集

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布橋灌頂会を9月20日に開催することを決めた実行委員会

 立山町芦峅寺に伝わる女性救済の儀式「布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)」の実行委員会(会長・佐伯元信芦峅寺総代)が27日、町民会館で開かれ、9月20日の開催を決めた。白装束姿で布橋を渡る女人衆は前回と同じ110人とし、うち60人は6月上旬から一般募集する。

 布橋灌頂会はかつて立山登拝を許されなかった女性が極楽往生を願った儀式。明治に入り廃れたが1996年の国民文化祭で復活し、現在は3年に1度開催している。ユネスコ「プロジェクト未来遺産」に登録され、サントリー「地域文化賞」を受賞している。

 佐伯会長が「布橋灌頂会を成功させたい」とあいさつし、開催日などを協議した。町はふるさと納税の返礼品として、女人衆の参加枠を初めて設ける。この他、女人衆はJRや東京にある県アンテナショップ「日本橋とやま館」を通じて全国から募集する。

 「芦峅ごっつぉ祭り」を併催し、地元芦峅寺の名物料理や町の特産品を販売する。