レッズ・秋山は3打数無安打 好左腕・バムガーナーと対戦

日本時間2月28日、レッズの秋山翔吾はダイヤモンドバックスとのオープン戦に「1番・センター」で先発出場し、ダイヤモンドバックス先発のマディソン・バムガーナーの前に空振り三振に倒れるなど、3打数ノーヒットに終わった。オープン戦3試合目にして初めてノーヒットに終わった秋山は、通算成績が9打数2安打となり、打率は.333から.222へと低下。試合は終盤に猛攻を見せたレッズが8対0で快勝を収めている。

過去2試合と同様に1番打者として起用された秋山は、新天地ダイヤモンドバックスでの実戦デビューとなったバムガーナーと対戦し、1回表の第1打席で空振り三振に倒れた。3回表二死走者なしで迎えた第2打席は、ダイヤモンドバックス2番手のジュニア・ゲラの前にセンターライナーに打ち取られ、6回表一死走者なしで迎えた第3打席では、ダイヤモンドバックス5番手のジェームス・シャーフィーの前にショートゴロ。秋山のバットから快音は聞かれず、6回裏開始時の守備交代によって試合から退いた。

試合は、2回表にデレク・ディートリックの1号ソロでレッズが先制し、7回表にスコット・シェブラーのタイムリー二塁打とアレックス・ブランディーノの1号2ランで3点を追加。8回表にはタイラー・スティーブンソンの1号2ラン、9回表にもスティーブンソンの2点タイムリー二塁打が飛び出し、レッズが8対0で快勝した。途中出場の若手捕手・スティーブンソンは本塁打を含む2打数2安打4打点の大活躍だった。

秋山のライバルとなるレッズの外野陣のなかでは、フィリップ・アービンがここまで本塁打1本を含む4打数2安打、打率.500、OPS1.750の好スタートを切り、新加入のニック・カステヤーノスも二塁打1本を含む6打数2安打、打率.333、OPS.833をマークしている。アリスティデス・アキーノやジョシュ・バンミーターにはまだヒットが出ておらず、秋山を含むレギュラー争いはこれからが本番と言えそうだ。

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