MLB公式サイトが高額年俸選手を特集 1位はトラウト

日本時間2月28日、メジャーリーグ公式サイトではサラ・ラングスが高額年俸選手を特集する記事を公開した。今オフ、ゲリット・コールが投手史上最高額となる9年3億2400万ドルの超大型契約をヤンキースと結び、年平均3600万ドルはポジションに関わらず史上最高額となった。選手の契約情報に詳しい「Cot’s Baseball Contracts」が紹介しているデータによると、今季の最高年俸選手はエンゼルスのマイク・トラウト(年俸3770万ドル)である。

ラングスは「Cot’s Baseball Contracts」のデータをもとに、今季の年俸ランキングTOP10を紹介。1位には当然のようにトラウトがランクインし、12年4億2650万ドル(2019~2030年)という北米プロスポーツ史上最高額の契約のうち、今季の年俸は3770万ドル(約41億円)となっている。主力クラスの野手はレギュラーシーズンで年間150試合前後に出場するため、トラウトは1試合あたり約2700万円を稼いでいることになる。1シーズンを600打席で換算すれば、1打席あたり約680万円という計算になる。

2位はヤンキースと9年3億2400万ドル(2020~2028年)の超大型契約を結んだコールで、今季の年俸は3600万ドル(約39億円)。先発投手はシーズンを通して先発ローテーションを守れば33試合前後に先発するため、コールは1先発あたり約1億2000万円を稼ぐことになる。わかりやすく1先発を100球で換算すれば、1球あたり約120万円という計算になる(ここではポストシーズンを考慮していないことに注意)。

なお、ラングスの特集記事で紹介されているTOP10は以下のようになっている。

1位 マイク・トラウト(エンゼルス) 年俸3770万ドル
2位 ゲリット・コール(ヤンキース) 年俸3600万ドル
3位 マックス・シャーザー(ナショナルズ) 年俸3590万ドル
4位タイ ザック・グレインキー(アストロズ) 年俸3500万ドル
4位タイ スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ) 年俸3500万ドル
4位タイ ノーラン・アレナード(ロッキーズ) 年俸3500万ドル
7位 ジャスティン・バーランダー(アストロズ) 年俸3300万ドル
8位タイ デービッド・プライス(ドジャース) 年俸3200万ドル
8位タイ マニー・マチャド(パドレス) 年俸3200万ドル
10位 クレイトン・カーショウ(ドジャース) 年俸3100万ドル

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