Kis-My-Ft2の24時間ラジオ生放送に密着。7人の絆、そして思い描く未来とは?

2月28日にフジテレビで放送の「連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME」(金曜深夜0:55、関東ローカル)では、7人組アイドルグループ・Kis-My-Ft2を特集。昨年のクリスマスにグループでパーソナリティーを務めた「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」、そしてメンバーの横尾渉、宮田俊哉、二階堂高嗣、千賀健永の初主演舞台初日の姿を追る。

舞台「○○な人の末路~僕たちの選んだ××な選択~」は、横尾と千賀、宮田と二階堂の2組に分かれ、それぞれのペアが同じ設定の兄弟を演じる。盲目の兄を演じる宮田は、稽古で目が見えないことをなかなかリアルに表現できず苦戦。そんな宮田が弟役の二階堂と共に初日を迎えた。宮田は相手を一切見ないという演技で、役を作り上げていた。

舞台に出演する4人が、盲目の兄とそれを支える弟を一層大切に演じようとしていた理由の一つに、「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」があった。同番組は、目に障がいのある人が暮らしやすい社会を作るため、音の出る信号機を設置することなどを目的に、募金を呼び掛ける24時間のラジオ生放送だ。

毎年恒例クリスマスのこのチャリティー番組のパーソナリティーを、Kis-My-Ft2は2年連続で担当。24時間という長丁場の中で、7人がより一層結束力を高めながら番組を盛り上げてきた。生放送スタートから23時間が過ぎ、番組が大詰めを迎えたころ、目に障がいのある子どもたちが歌を披露するためにスタジオにやって来る。

子どもたちは、この日を楽しみに「あわてんぼうのサンタクロース」を練習。メンバーを代表し、合唱の伴奏を担当することになっていた千賀も、この日のためにピアノのレッスンを重ね、いよいよ披露の時が来た。子どもたちは楽器を打ち鳴らし、「あわてんぼうのサンタクロース」を元気いっぱいに歌う。その歌声はたくましく、生きていく力にあふれていた。メンバーは合唱する姿をほほ笑みながら見つめ、彼らの思いをしっかりと受け止める。

曲の途中、二階堂は涙がこぼれないように天井を見つめていた。二階堂は「目が見える人たちからしたら理解が難しいのかなと思っていた。でも、『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』をやらせていただいて、理解しようよ、何でしようと思わないのかなと、いろいろ考えるようになって。何年ぶりだろう、あんなに泣いたの」と告白する。

さらに、台湾でのイベントに向けて中国語のレッスンを受ける7人の様子にも密着。北山宏光は「海外で仕事する仲間が増えてきて、時代も変わってきて、やっぱり視野として持っていないと。ワクワクするじゃないですか。どうなるんだろう、どこまでいけるんだろう」と将来の夢を口にする。

7人の絆、そして、今何を考え、未来にどんな思いを抱いているのか? 番組では、7人のリアルな姿が映し出される。

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