~EXILE TRIBE男旅~ 「それぞれができることを」住民が一丸となって取り組む町おこし

今回の男旅は、津別町の画期的なプロジェクト・空き家のリノベーションを盛り上げていきます!

あまりの安さにびっくり!150万円の格安空き家物件を発見

津別町空き家リノベーションの中心人物である都丸雅子さんに紹介してもらったのは、畑、倉庫、庭がついた7LDKの空き家物件。

都丸さん:「おいくらくらいだと思いますか?」
KEISEI:「え~!?(少し考えて)俺は300万半ばくらい」
宇原雄飛:「1億円くらい?」

実はこの空き家、敷地面積330坪、7LDKという大きさなのに、150万円という破格なんです。
値段を聞いた3人は、あまりの安さに驚愕していました。

しかも、空き家購入の奨励金で30万円、リノベーションの奨励金で最大50万円の助成金が付与されるのもうれしいですね♪

さすが7LDK。
室内はかなり広々としています。

広いキッチンにテンションが上がり、どんどんイメージが膨らんでいくKEISEI。
「窓を開け放って、庭にキャンピングカーを停めて…」と、ハイテンション気味に説明を始めます。

リノベーションによって、魅力的なセカンドハウスに変わりそうなこの物件。

KEISEI:「リノベーションって面白いね!自由にできるし。なんかワクワクしてきた」
都丸さん:「150万円でリノベーションのお手伝いをするので、いかがですか?」
KEISEI:「やりましょう!」

そう即答したKEISEI、まさかの津別に移住!?

廃校になった小学校の校舎を利用!オシャレ家具メーカーで自分好みの家具を探す

3人が向かったのは、地元の家具メーカー・山上木工のショールーム「TSUKOOL」。
廃校になった小学校の校舎をリノベーションして、家具のショールームとして利用しているんです。

山上木工は、津別町にありながら全国的な評価を受ける自社ブランド「ISU WORKS」を展開。
日本トップクラスの技術力とオシャレなデザインで、国内外から注目されています。

山上木工専務の山上裕一郎さんは建具屋の3代目で、TSUKOOLのロゴも扉に見立てたデザインにこだわりました。
しかし、そこに込められているのは、ロゴに描かれた開かれた扉が意味するように、人口4600人しかいない小さな津別という町に人を呼び込みたいという思いです。

せっかくなので、他にはない椅子の良さを体感してきました。

山上木工で制作された椅子に座ったKEISEIは、「楽だわ!」と違いを実感。
人間工学に基づいた設計をしているので、姿勢を維持しやすいんですって!

ISU WORKSでは22種類の椅子を用意しているので、このブランドを選べば、必ず一脚は自分に合ったデザインの椅子が見つかります。
このショールームでは、座って感覚を比べながら自分に合った椅子を選ぶことができますよ♪

子どもから高齢者まで力を合わせてDIY☆みんなが集まるリノベーションの拠点

空き家リノベーションの拠点「ジンバ」で、津別の町の人たちとドリンクを楽しむ3人。
夜は週替わりで、経営者が変わるシェアバーとなっています。

この日は、町内でブランド牛を育てている女性がお店をオープン。
看板メニューは、自宅で育てた牛のハンバーガー!

宇原雄飛:「肉汁がすごい!噛んでないのにわかる。うまいっす♡」

都丸さん:「来たら全員仲間みたい。誰とでもしゃべれる」
佐藤広大:「(DIYで)あそこ一緒に作ったよね、みたいな」

子どもから高齢者まで力を合わせてDIYしたからこそ、ジンバにはいつも人が集まってきます。

ローカル誌・津別新報を毎週1人で発行する相沢真由美さんは、KAISEIたちに空き家リノベーションの魅力を教えてくれた住民の1人です。

相沢さん:「今はもう、ドン底だと思うんだ。人口減ってるし、もう消滅しそうな感じだったんだけど、まちづくりをしようとする人が入ってきて浮上させようと頑張っているのさ」

自分の若いころを思い返し、「できることはやってみよう」とDIYにも参加。
そして相沢さんは、DIYによって変わっていく町の様子を津別新報の記事にしています。

津別町でのDIY体験を終え、3人は…

佐藤広大:「津別町=リノベ町」
KEISEI:「作るってワクワクするなって(感じた)」
宇原雄飛:「人とてぃとが繋がるきっかけになる」

一見ネガティブに聞こえる「空き家」という言葉。
しかし、とらえ方ひとつで、人と人とを繋ぐポジティブな響きに変わる。
津別町は、そんなことを感じさせてくれる町でした。

津別・空き家リノベーション体験 全編↓
~EXILE TRIBE男旅~人口過疎を逆手に!町民と一緒にたのしむDIYの世界

(2020年2月22日放送「EXILE TRIBE男旅」より)

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