吉田羊主演「コールドケース」第3弾が決定。永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和も再結集

WOWOWプライムでは、吉田羊、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和が出演するクライムサスペンスシリーズ第3弾「連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~」を今冬スタートさせることが決まった(開始日未定)。

2003年から10年まで全7シーズンにわたり、アメリカのCBSで放送され高視聴率を記録した人気ドラマを日本版リメークする同作。神奈川県を舞台に、毎話異なる未解決事件、通称・コールドケースを扱う県警捜査一課の捜査チームの活躍を描く。チームを引っ張る女性刑事・石川百合を三度、吉田羊が演じるほか、チームのメンバーであるオリジナルキャストが再集結することになった。

吉田は「私にとってこの石川百合という役は自分の一部みたいなもので、百合のその後の人生をまた演じたいと思っていたので、今はワクワクしかないです。好きな役の人生を長らく生きられること、大切な作品を何度も演じられること、奇跡に近い幸福。かなえてくださったすべての皆さまに心から感謝します」と感無量の様子。

チームのメンバーである高木信次郎役の永山は「5人がそろうとうれしくて笑っちゃいましたね。帰ってきた、という感覚が前回よりもあります。過去作を振り返ってみると、シーズン1からの5年の月日を感じます。変わることもあるけど変わらないこともある、そんな成長した姿をお見せしたい」と意気込んでいる。

立川大輔役の滝藤は「立川役は、私の俳優人生の中で1、2 を争うカッコイイ役ですからね。誰も言ってくれないから自分で言っちゃいますけど。立川をやりたくて、やりたくて、立川中毒になっていたので、シーズン3、うれしい限りでございます! 今、食事制限して身体を鍛えているので、シャワーシーンをやるならシーズン3しか考えられません。別にラブシーンでも私は構いません。……しかし、出来上がった台本にはそんなシーンは皆無でしたので、今回も立川ヌードはありません。残念でなりません……(笑)」と冗談交じりに役への愛情をアピール。

金子徹を演じる光石研は「シーズン2が終わった時点で手応えがあって、次のシーズンがあることは確信していたので、実はさほど驚いたとか気負いとかはなかったです。それよりもまた、チームのみんなに会えることへの喜びや、楽しい日々がまた始まるなという感情が大きかったです。(現場は)全くもってお久しぶりな感じがしなくて。2年も開いていた感じが全くしない…もう日常になっています(笑)。シーズン3は、5人のよりパーソナルな“私”の部分がこれまでよりも掘り下げられている感じがします。全体的に人間味が増えて、それぞれのエピソードがありますが、特に(滝藤演じる)立川の“私”に迫る回。そういった部分を見てもらいたいです」と見どころを明かす。

「今まで通りに面白いからぜひ見てください!」とストレートなメッセージを寄せたのは、本木秀俊を演じる三浦友和。「2 年経っている気がしないし、なんか妙な感じがしました。また始まったなという感じです。いい作品になるんじゃないかと思います。レギュラー陣が、無理なく自然に結束していて…でもなれ合いの仲のよさでもない。5人がとってもいい感じの集まりになっているので。それがすごく反映すればいいかなと思っていますし、反映するに違いないと思っています」と確実な手応えと自信をのぞかせている。

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