世界が注目!日本ワインの豆知識!おすすめの銘柄やワイナリー情報など

繊細でフルーティーな味わいの日本ワインは近年、世界中から注目を集めています。そこで今回は日本ワインの特徴やおすすめの銘柄をご紹介いたします。

日本ワインとは

「日本ワイン」とは、日本で収穫されたぶどうのみを使用して日本国内で醸造されたワインのことで、海外から輸入したぶどうや濃縮果汁を使用して日本で醸造された「国産ワイン」とは異なります。ワイン造りは全国各地で行われていますが、山梨、長野、山形の3県が三大産地として知られています。かつては低評価だった日本ワインですが、各ワイナリーがぶどうの品質改良や醸造技術の向上などに努めたため、近年はクオリティーが上がり、世界的なワインのコンクールで受賞したり、海外向けの輸出が増えたりと世界中から注目を集めています。

【日本ワインの赤ワインおすすめ銘柄はコレ!】

日本で栽培されている赤ワイン用のブドウには、日本固有品種のマスカット・ベーリーA、ブラッククイーンのほか、国際品種であるカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどがあります。

ミュゼドゥヴァン 松本平ブラッククイーン (長野・アルプス)

ワイン用ブドウの栽培に適した長野県塩尻市の「アルプス」は、1927年創業の由緒あるワイナリー。原料の徹底的な品質管理と最新式の大型設備の導入で、安心・安全にこだわったワイン造りを行っています。おすすめのワインはは、「ミュゼドゥヴァン 松本平ブラッククイーン (1,400円(税抜))」。日本固有の赤ワイン用ぶどう品種・ブラッククイーンを使用しフレンチオーク樽で熟成させたもので、ガーネットのような深い紫の色合いと凝縮した果実味、適度な渋み、まろやかな口当たりが特徴のバランスの良いワインです。

【日本ワインの白ワインおすすめ銘柄はコレ!】

日本で栽培されている白ワイン用のブドウには、日本固有品種の甲州のほか、欧州系のシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、アメリカ系のナイアガラ、デラウェアなどがあります。

アルガブランカ クラレーザ ディスティンタメンテ (山梨・勝沼醸造)

1937年の創業以来、地元勝沼のワイン産業振興に力を注いできた「勝沼醸造」では、日本が世界に誇る「甲州」品種に特化し、ぶどう栽培からワイン醸造まで一貫して行っています。おすすめの「アルガブランカ クラレーザ ディスティンタメンテ(2,000円(税抜))」は勝沼醸造のプレミアムワイン「アルガブランカ」シリーズの中核をなすワインで、透き通った色合いと、柑橘類のようなすっきりとした酸味、ほのかな苦味が特徴の、和食にぴったりのワインです。

バッカス (北海道・十勝ワイン)

冷涼な地・北海道で育つぶどうは酸味が強く、フルーティーで爽やかな味わいが特徴。その特徴をうまく生かしたワインが、ローマ神話のワインの神様の名を冠した「バッカス(1,480円(税抜))」。爽やかな酸味とスッキリした味わいで、食中酒に最適です。
2020年4月にリニューアルオープン予定の十勝ワインのワイナリー・池田ワイン城ではワインの熟成室やぶどう栽培・ワイン製造に関する展示の見学ができるほか、十勝ワインの試飲や、十勝ワインをはじめとした特産品のショッピングが楽しめますよ。

スパークリングワインもおすすめ!

山梨や長野などを中心に全国各地で造られているスパークリングワイン。きめ細かな泡立ちとスッキリとした飲み口で、前菜からデザートまで様々な料理と好相性の万能選手。産地やぶどうの品種により、味わいもかなり変化するのでいろいろ飲み比べてみると良いでしょう。世界中のワインラバーが注目している日本ワイン、ぜひみなさんもお試しくださいね。

※画像はイメージです。

いかがでしたか?世界中のワインラバーが注目している日本ワイン、ぜひみなさんもお試しくださいね。

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